公約実現(9月27日)

「公約実現」と書くと、なにか政治の話のように聞こえますが、実は弥富中でのことです。
 
「あれ、今日のそうじの音楽、いつもと違うなぁ」
そんな声が聞こえました。そうじの時間のことです。実はこれ、「α(アルファ)波」ミュージックです。なぜ、それがそうじの時間に流れたかというと、3月までさかのぼります。卒業式で3年生を送り出した後に行われた「前記生徒会委員長選挙」で、今の放送委員長が立候補した時に掲げた“公約”で、
「僕は今年度の後期に放送委員長を経験し、α波ミュージックを途中までしか進めることができませんでした。しかし、しようとしたことを中途半端にしておくのはいけないと思い、もう一度立候補しました。僕が放送委員長になったら、…(略)…皆さんが清掃に集中しやすくなるようにα波ミュージックを流したいと思います。…」
と言っていました。二期にわたってやろうとした公約が、今日、実現したのです。
そうじに対してのα波の効果は分かりませんが、このような高い志をもって委員会活動に取り組んでくれる子の存在は、確実に心を穏やかに心地よくしてくれました。

芸術の秋(9月27日)

「暑さ寒さも彼岸まで」
という言葉がありますが、昨日がその彼岸明けでした。今日はやや蒸し暑い日となりましたが、季節はすっかり秋となりました。
学校生活も、学校祭に燃えた先週まではまさに夏でしたが、それが終わって今は落ち着いた秋となりました。秋といえば、「芸術の秋」。弥富中学校も芸術色に染まり始めました。
 
校舎東側のレンガ敷きのスペース「プラザ」と呼んでいるところに3年生が数人ずつで座っています。
「鉛筆塔の三角屋根、むずい」
「『弥中』っていう文字、はっきり描く?」
そんな声が聞こえてきます。3年生にとって思い出のいっぱい詰まった校舎。どんなふうに描いてくれるのでしょうか。
教室では「初志貫徹」の文字に向き合う姿がありました。国語の書写の時間です。小学校のように「書き方」という固定した時間割はありませんので、国語の時間に行います。この時期は書写コンクールに向けて取り組みます。「初志貫徹」。落ち着いて、この文字に、そして自分の初志に向き合っていました。