学校祭文化の部ーその3ー(9月20日)

 

午前の「ブロック旗紹介」「ブロック合唱」の張りつめた空気とは一変し、午後は生徒会が企画する「有志発表」と「吹奏楽部発表」です。先生たちも登場し体育館のボルテージが上がりました。
「有志発表」は今年はこれまでの最多となる15組が応募してくれました。厳正なオーデションを通過した子たちによるパフォーマンスは、どれも普段の学校では見ることができないものばかりでした。吹奏楽部の演奏にも、
「アンコール!アンコール!」
の手拍子。
 
興奮の残る文化の部はこうして幕を閉じました。帰り際に少し年配の方が、
「先生、これは『文化祭』じゃなく、『芸術祭』だね。すばらしかったです」
という言葉をかけてくださいました。また、
「世界が戦争だとか言っているけど、こういう子たちを見ていると、なんでそんなことを起こすのか不思議だわ」
とも。
「きっと、この子たちが、戦争のない世界に変えてくれますよ」
と、笑顔でお見送りしました。

学校祭文化の部ーその2ー(9月20日)

【赤ブロック】
課題曲「COSMOS」
自由曲「予感」
【青ブロック】
課題曲「COSMOS」
自由曲「時の旅人」
【緑ブロック】
課題曲「COSMOS」
自由曲「証(あかし)」

画像をクリックすると、それぞれのブロックの合唱が動画でご覧いただけます。

学校祭文化の部ーその1ー(9月20日)

【緑ブロック】
テーマの「アマゾン」に生息する鳥「オオハシ」をメインに据えました。その背景には一つ一つの木々が丁寧に描かれています。それにより、一本の木は小さい存在でも集まれば大きな「アマゾン」をつくる、というテーマを描き出しました。
【青ブロック】
「スイミー」は小学校の国語の教科書にも載っている有名な題材です。誰もがもっているそのイメージを壊し、今年の青ブロックの「スイミー」を創り出すことに苦心しました。強さを象徴する鮫と小さな魚を象徴する鰯で、美しくも勇ましい「スイミー」ができました。
【赤ブロック】
迫力のある龍。そして、そこに流れる滝を力強くのぼる鯉。左下から右上に画面を分割する構図や筆だけではなく指や手を使う技法が、鯉や龍の躍動感や力強さ、そして赤ブロック全員の、難しい難関を突破するぞ、という強い気持ちを感じさせてくれました。