創作(2月7日)

今日は日本の歴史を少し振り返ってみましょう。
日本は、中国という四大文明発祥の地の近くに位置し、そこで生み出されたものを吸収しながら発展してきました。また、江戸時代の鎖国政策により海外から大きく取り残されたり、第2次世界大戦で敗戦したりして、「まず世界に追いつこう」という道を歩んできました。それゆえに、日本は他の国のものを取り入れ、真似ることを得意とし、ここまで来たように思います。
しかし、一方で「創造性に欠ける」とも言われています。
今や日本は世界をリードする立場にいます。そこで求められるのは、自ら創り出すことです。具体的な物であったり、社会の仕組みだったり、考え方だったりを「ゼロ」から生み出す力が必要とされています。子どもたちの日々の学習にもそれが少しずつ取り入れられています。
 
堅い話になってしまいましたが、今日、1年生の授業でそれを感じることができました。
美術では、木片からバターナイフを創り出していました。もちろん、デザインは一人一人違います。機能を重視する子もいれば、デザインに工夫を凝らす子もいます。
体育では、「戦い」をテーマにダンスを創作していました。大きな動作で表情豊かに踊る姿は、とても輝いていました。
そんな子どもたちを見ていると、この先の日本、世界が明るく広がっているように感じました。
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