朝礼(5月7日)

5月7日朝礼校長講話

生徒総会(4月26日)

どこの組織もそうですが、4月になると構成しているメンバーが変わり、担当が変わります。また、昨年度の反省を生かして、新しい方針のもと活動がスタートします。そして、それをみんなで確認するのが「総会」です。大小さまざまですが、大人の社会にはそういうものが存在します。
 
中学校の3年間はそんな大人になるための準備期間と考えています。ですから、組織としてものごとを進めていくための手順や準備、さらに、決めたことを確実に実行することなどを、できる限り体験させたいと思っています。
今日の6時間目に行われた「生徒総会」は、まさにそんな時間でした。会場設営も生徒会役員が行い、そのためのリハーサルも、昨日までに入念に行っています。まず昨年度の反省や残された課題を報告します。私たちが見る限りでは、積極的に活動をしてくれたように思いますが、満足のいくものもあれば、「ここをこうすればよかった」と思うものもあったようです。次に、それらをふまえた上で、平成30年度前期の活動方針を提案しました。昨年度までのものを継続、さらに発展させていったり、新たな試みも発表されました。期待しています、生徒会!
※画像をクリックすると、生徒総会で使用したプレゼンテーションが動画でご覧いただけます。

あいりちゃん満開(4月24日)

昨日から徐々に南風が強くなり、それが少しずつ湿気を帯びてきましたので、今日予定していたスポーツテストを金曜日に移動しました。
そして、予報に違わず午前中から雨が落ちてきました。南風は相変わらず強く吹いています。学校の行事はこのように変更を余儀なくされましたが、天候をものともしないものがあります。あいりちゃんです。

「あいりちゃん」
それは花の名前です。東日本大震災の時に津波に飲み込まれて命を落とした佐藤愛梨ちゃん。すべてが壊され流されたそこに、震災から4年後の5月に花を咲かせたのがフランス菊の白い花でした。その奇跡の花を「あいりちゃん」と命名し、命をつなぐプロジェクトが全国へと広まったそうです。そして、弥富市の小中学校もその運動に賛同し、花壇の一角にそれを植えたのが昨年の11月でした。植えて間もなく冬になり、雪に押しつぶされそうな葉を、子どもたちは「先生、あいりちゃん、大丈夫?」と心配そうに見ていました。
そして、春。あいりちゃんは株を大きくし、そこに小さな花をたくさん付けました。雨にも風にも決して負けず咲き誇るあいりちゃんは、子どもたちを応援してくれているかのようです。

授業参観・PTA総会(4月20日)

新年度が始まり2週間がたちました。学校生活も少しずつ軌道に乗ってきたように思います。子どもたちも最初はどの緊張感は少しずつなくなり、クラスの雰囲気や新しい仲間、先生にも慣れてきたように思います。
そんな中、今年度最初の授業参観を行いました。予定していた4か所の駐車場がほぼ一杯になるほど多くの方にお越しいただきました。ありがとうございました。やはり1年生の保護者の方が多かったように思います。授業でのお子さんはどうだったでしょうか?今年も、様々な教科で学び合いの場面をつくっていくという姿勢を感じていただけたと思います。

その後の学級PTAやPTA総会にも多くご参加いただきました。堀会長をはじめとした新役員や事業計画、予算案も承認され、30年度のPTA活動がいよいよスタートしました。「子どもたちのため」という同じ方向を見て、私ども教職員も一緒に励んでいきたいと思います。

わが校自慢の1枚(4月20日)

私たち教職員が勉強のために読む雑誌のひとつに『教職研修』(教育開発研究所 発行)というものがあります。その5月号の表紙に弥富中学校が載りました!
「わが校自慢の1枚」というシリーズで、表紙の隅にそれぞれの学校の自慢を紹介するものです。授業風景や施設・設備、古くから伝わる伝統行事など、1枚の写真からその学校の特色が感じ取れ、表紙ということもあり、真っ先に目がいく企画です。
昨年6月に出版社からメールが届き、「弥富中学校の自慢の1枚を紹介していただきたい」と依頼を受けました。あらためてそう尋ねられると、「何があるだろう」と考えました。もちろん、最初に頭に浮かんだのは子どもたちです。落ち着いた学習、ともに高め合う話し合い活動、盛り上がる学校祭、平和を考える広島研修、等々、自慢できることはたくさんありますが、1枚の写真でそれを伝えることができるかというと、少し難しさを感じながら時間が過ぎていきました。
そして、9月。学校祭総練習前日に、運動場にできた大きな水たまりを、先生たちが「子どもたちのために」という思いで、日が傾く中、懸命に水を取り除いている姿を見て、「これだ!」と思いました。
 
※本の画像をクリックすると、自慢の1枚が拡大してご覧いただけます。