毎年、この時期に思います。
「あぁ、もう夏休みが終わっちゃった…」と。
始まる前は、「こんなことをしよう、あれもしたい」とたくさんのことを考えているのですが、そのほとんどがやれずじまいで8月31日を迎えています。弥富中の子どもたちはどうでしょうか?
そんな子どもたちを気持ちよく迎えるために、校内では修繕が行われました。8月17日未明の局地的大雨で校内が浸水したことはすでのお伝えしましたが、それにより天井の石膏ボードが何枚かはがれ落ちました。それを市の教育委員会の方がすぐに見に来てくださり、すぐに修繕に入っていただき、2学期に間に合いました。校内のあちらこちらに置いてある「頭上注意」の張り紙を見上げると、そこには真新しい真っ白なボードがはめられています。ありがたいことです。
準備万端(8月31日)
小中連携(8月25日)
台風15号の影響で朝から涼しい日になった今日、体育館前にかわいらしい自転車が並びました。中学生のそれよりひと回り小さく、カラフルな自転車です。
学区の大藤小学校の女子バスケットボール部の子たちが練習に来ていたのです。これはそれぞれのバスケットボール部の顧問の自発的な活動ですが、これまでも夏休み等を利用して行っていて、今の中学生の中にもそれに参加した子もいると思います。
直接的には秋に行われる小学校のバスケットボール競技会に向けての練習ですが、長い目で見た時には、中学校の部活動の様子を知りそこでの戸惑いを少なくする効果も期待されます。最近よく耳にする「小中連携」のひとつの形といえるでしょう。
ふたつのありがとう(8月21日)
夏休みも残り10日となった今日は2回目の出校日でした。
3年生の50名ほどが高校の体験入学に出かけている関係で、そこだけ少なく感じましたが、どの学年もいい表情で体育館に整列しました。
私からは、ふたつのありがとうを伝え、改めて、命を大切にするよう話をしました。
2学期を誰一人欠けることなく迎えたいものです。
8月21日(金)出校日にて_校長講話
教師力向上研修会(8月18日)
夏休みの後半に入った今日、市の総合社会教育センターに市内11校の教職員が集まり「弥富市教師力向上研修会」が弥富市教育委員会主催で行われました。
教育サポ-ターとして若手教師の応援セミナーを主宰されてみえる仲島正教(なかじま まさのり)氏を講師に、
「あーよかったな 先生になって」
~教師のやりがいと子どもたちの笑顔~
という講演を聴きました。
西宮市で教員を勤められたご経験から、そこで出会った子どもたちや保護者との関わりから子どもたちが変わっていく様子、また、逆に教師が教えられ成長できた話など、関西特有の魅力ある話術もあって引き込まれた90分間でした。
午前中の部活で流した汗を拭き、きりっとしたいでたちで臨んだその目の先には、きっっと子どもたちの顔が浮かんでいたと思います。間もなく始まる2学期。期待できそうな気がします。
未明の大雨で(8月17日)
1週間のお盆休み(学校では「行事なし期間」をと呼んでいます)が終わり、今日から部活動や学校祭の準備等で再び学校に子どもたちの声が戻ってきました。
そんな喜ばしい日の第一声は、
「きゃー!」
だったかもしれないということが起きてしまいました。
朝、担当の教員が校舎の開錠、見回りをしていると、校内のいたるところが水浸しではありませんか!1階のコミュニティホールの天井から水が落ちてきて、2階へ上がってみると、2年F組の廊下が同じように水浸し。さらに3階へ上がってみると、そこはあたり一面“海”と化していました。雨水を含んだ天井の石膏ボードは何枚か落ちています。
元をたどると、美術室前の「創作テラス」から流れ出しているようです。未明にこのあたりに大量に降った雨がその排水能力を超えたため、創作テラスから美術室やその周辺の廊下へ流れ出し、それが2階、1階へと落ちていったと考えられます。
その光景を見た子たちはさぞ驚いたことだと思いますが、すぐに雑巾を手に、水を吸わせたり濡れた物を運び出したりしてくれました。部活動をしようと来たのに、こんなことを手伝わせてしまうことになったので、
「ありがとうね」
と声をかけると、
「いえ、ありがとうございます」
という声が返ってきました。自分たちの活動する場所、学習する場所の一大事にみんなが力を出し合った、夏休み後半のスタートとなりました。