落し物・忘れ物が泣いている(1月14日)

職員室に「落し物BOX」があります。文字通り、校内で拾われた落し物や忘れ物が入れてある箱です。箱がいっぱいになると、校内で呼びかけて落とし主を探しているのですが、なかなか名乗り出てくれません。
今回、担当の先生が、ひとつひとつに番号を記した札をつけ、各教室には「忘れ物リスト」を配布しました。そこには28もの落し物が載っています。午前中で、さっそく2人の子が名乗り出てくれました。
 
「モノあまり」と言われる日本ですが、どれもお金を出して買ったものです。どれも誰かが作ったものです。なくてもよい、というものはひとつもないと思います。ひとつでも多くが、持ち主のところに戻ることを願っています。
 
忘れ物リスト←ぜひご家庭でもご覧いただき、「あなたのじゃない?」と声をおかけください。

3年学年末テスト(1月14日)

1、2年生は通常の授業を行っている中、3年生は今日と明日「学年末テスト」を行っています。これは、今月からいよいよ高等学校等の試験が始まることと、卒業式が3月4日と、他の学年に比べて20日も早いことによります。3学期が始まってまだ数日しかたっておらず、「学年末って言われても…」という感じが漂っているかと思い教室へ行ってみると、そこはピーンとした空気の張りつめた空間でした。
黙々とペンを走らせるその顔をよく見ると、マスクをしている子が多いのも3年生の特徴です。かぜやインフルエンザにかからないように、という予防です。
この地区で学級閉鎖をしている学校は、今日現在はありませんが、近隣の中学校ではインフルエンザにかかった子もいるという情報も入りました。
 
全力を出し切るために、体調も万全で臨みたいものです。
がんばれ!3年生!

場を清める(1月13日)

愛知県出身の教育学者「森信三」の言葉で、
「時を守り、場を清め、礼を正す」
というものがあります。職場再建の三原則ともいわれ、多くの経営者がこの考え方を取り入れているそうです。
 
会社ではありませんが、学校でもこのことは当てはまると思います。この中のどれかが欠けても、学校は、子どもたちにとって安心・安全な場所でなくなっていく危険性をもっています。そういう意味で、弥富中の子は、しっかりとそうじをしてくれます。階段のぞうきんがけはしっかりひざをつけて、外のはきそうじは横一列になってはき残しのないように。そんなそうじのおかげできれいな学校が保たれています。
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交通事故に気を付けて(1月12日)

 「ストーップ!」「はい、横断OK」「さようなら~」
 弥富中学校の一斉下校は、とても賑やかな声が響いています。

  それもそのはず。自転車小屋では、生徒が自転車に学生カバンをくくりつけて下校の準備をしています。各学年の先生たちが、「さあ、早く帰るぞ~!」「さようなら!」と声をかけています。
 
  校門では、戦後の復興をめざす昔の日本のような風景が!たくさんの自転車が校門前に並んでいます。各学年主任の先生たちが、前の道路の車が行きすぎるのを待ちながら、安全に渡れるように指示しています。と同時に、職員駐車場の前では、養護教諭がお迎えの車の出入りを見ながら、生徒に声をかけています。

  さらに先の道路を見ると、すでに道路を渡った何十台もの自転車が長ーく連なっています。まるで蟻の行列のようです。
 職員駐車場から、何人もの先生が各自の持ち場のポイントに、下校指導に出かけていきます。

  弥富中学校では毎日このような下校風景が繰り広げられています。全生徒に自転車通学が認められているということは、校区の広い本校にとってはとてもありがたいことです。
  しかし、交通事故に遭う確率も多くなります。今年度も幸い命に関わるような事故にはなっていませんが、車との接触など何件かの交通事故が報告されています。
 最近は、自転車が被害者だけでなく、加害者になるケースも多いそうです。他校では、多額の損害賠償をしなければならいない事例もあると聞きます。
  ときどきご家庭でも、交通安全について話をしていただいて、どの生徒も交通安全に気を付けて、元気に登下校して欲しいと願っています。 
自転車小屋 校門前
長い列

見上げると首が痛いほど(1月8日)

その全容が見えてきました。
 
まだ学校祭の余韻の残るころから始まった体育館・武道場の天井撤去工事も、もういよいよ最終段階にきました。年末に現場監督さんが、
「年内に足場は全部取り外します」
とおっしゃってみえた通り、今は、一本残らずなくなっています。そして、天井のなくなった屋根がその姿を現しました。一言で、「高い!」という印象で、見上げていると首が痛くなるほどです。「うちの体育館、こんなに大きかったっけ?」と思うほどでした。
 
今は仕上げのそうじなどを数人の方が行ってみえ、この後、資材や道具類の片づけを進めながら、市の検査を待つばかりだそうです。子どもたちが見上げる日までもう少しです!