上々の滑り出し(9月7日)

今日から学校祭に向けての特別時間割になりました。具体的には、1時間を45分授業にし、7時間授業にします。午前中は通常の授業を行い、午後の5~7時間目はブロックごとに分かれての練習とします。それぞれのブロックは約200人いますから、その全員が入れる、体育館・多目的室・コミュニケーションホールを練習場所に充て、1時間ごとに場所を移動します。体育館は一番広いので隊形や位置取りが中心となり、コミュニケーションホールは学年や男女に分かれて、細かな動作の確認をします。そして、多目的室は横に長い部屋ですからここではおもに合唱練習が行われます。
それぞれ、いつ、どこで、何をするかはリーダーが計画をします。もちろん、担当の先生と相談しながら計画を立てるのですが、いざ、みんなの前に立つときは、先生たちの力は借りません。
「ここんとこは、こういう動きで」
「今、とってもよかったよ!」
指示も的確ですし、しっかりほめながら笑顔で進めています。たいしたものです。そんなリーダーの様子を担当の先生方は、少し離れたところでその様子を目を細めたりうなずいたりしながら見ていました。先生の立ち位置が、リーダーのがんばりのバロメーターになっています。

チャイムが鳴りました。
「じゃ、次は体育館へ移動してください!」
指示を出したかと思ったら、素早くラジカセを小脇に抱え走り出したリーダー。上々の滑り出しです。

新米をいただきま~す!(9月6日)

今日の給食の献立をご覧になられましたか?献立名が「愛知の新米」です。
このあたりは、伊勢湾台風で稲作が大きな被害を受けたことを教訓に、早稲の品種を育てています。8月にはもう稲刈りが始まっています。そんなとれたての「新米」をJA様のご厚意で、毎年給食に提供いただいています。今日がその日でした。
弥富市はそれぞれの学校で調理する「自校給食」ですが、米飯は業者が炊いたものを保温ケースに入れ納入してくださいます。ですから、スーパーで見かけるようになった「新米」というシールを調理場で見ることはできませんでしたが、まぎれもなく新米です。その証拠に、とてももっちりしみずみずしさを感じました。
もちろん、子どもたちはご飯が大好きですから、たくさんおかわりをし、ほとんどのクラスが完食でした!
ありがとうございました。おいしくいただきました!

学年練習(9月6日)

あいにくの雨になりましたが、予定通り1~3時間目はそれぞれの学年ごとに種目練習をしました。学校祭体育の部は、学年の枠を超えたリレーやパフォーマンスもありますが、学年で競う種目もあります。それらについては、ブロック練習ではなく、学年で時間を設けて練習をします。
2時間目の2年生の様子をのぞいてみました。さすがに去年一度経験しているだけあって、何をするか分かっているので動きがスムーズです。先生がどんな種目かを説明し名簿を手にチームを確認したら、すぐに練習が始められました。種目は「大なわとび」です。なわを回す担当を決め、並び順を相談し、練習開始!
「いーち、にー、さー、あ~っ!」
今日はなかなか続きませんでしたが、あと一回、学年練習の予定が組んであります。やり方やルールは理解できたので、あとは本番での集中力に期待しましょう。

3年目にして初めて見た(9月5日)

部活の朝練習を、いつものようにぐるっと回っていると、1階の3年生の教室に人影が見えました。多くの3年生は8時ごろに登校してくるので、どうしたのかなと思い、声をかけました。
「おはよう。どうしたの、早いね」
「部活がなくなったけど、朝は今までと同じように5時半に起きているんです」
「それはいいことだね。じゃ、ここから懐かしい部活をながめてるといいよ」
「いや、それより、廊下がすごいんです!」
と、とても驚いた表情をしました。
入学してずっと部活をがんばってきたこの子は、毎朝、欠かさず練習に参加し元気なプレー、大きな声を見せてくれていました。だから、まさか自分たちの教室の廊下で吹奏楽部がずらっと並んで練習をしているなんて思っていなかったようです。雨で外練習ができず自分たちが廊下で練習する時は、吹奏楽部は音楽室で練習しますから。
 
学校のことは何でも知っている3年生。でも、こうやって新鮮な発見があり、それを素直に表現してくれた朝のさわやかなひとこまでした。

日々の積み重ねを(9月4日)

今日はテストです。
1・2年生は「2科テスト」を行い、3年生は今日が「実力テスト」、明日が「2科テスト」です。
 
「2科テスト」。保護者の方には耳慣れない言葉かもしれませんが、具体的には「保健体育」と「技術・家庭」のテストを指します。かつては「音楽」「美術」もテストを行っていましたが、この二つの教科には他の教科のような「知識・理解」という観点がないので、テストではない方法で評価できると考え行っていません。また、「保健体育」「技術・家庭」は国語や数学などの5教科よりも、ひとつの運動や作品づくりなどを継続して行う期間が長いので、中間テストや期末テストで分断して行うのではなく、前期・後期にそれぞれ1回ずつ行っています。
 
前置きが長くなりました、いずれにしてもテストでよい結果を残そうと思えば、それはそれまでのこつこつとした取組は不可欠です。教室前の廊下には、夏休みの課題として取り組んだ問題集が高く積まれていました。