天気が味方してくれた卒業式。多くの来賓の方にご臨席を賜り、厳粛な雰囲気の中行われました。クラスの子の名前を呼ぶ担任の声に、
「はい!」
と、これまでの練習の中で一番しっかりした返事をした209名の3年生。クラス代表の子に証書を手渡しました。
そんな子どもたちに「つながる」「愛」をテーマに卒業式式辞を贈りました。今年は鍋田中学と旧弥富中学がひとつになってからちょうど60年目、第60回の卒業式です。これまで脈々とつないできた愛を、今年の209名もしっかりとつないでくれました。自慢の卒業生です。
ご来賓の方からは、たくさんのお祝いの言葉や励ましのお言葉をいただきました。都築PTA会長様からいただいた「いつでも笑顔」という言葉を大切にし、これから先の生活の中で「笑顔」を忘れず頑張って欲しいと思います。
先輩たちの後姿を追いかけてきた2年生も立派でした。2年生の代表の生徒からは心温まる送辞が贈られました。入学してからずっとその背中を追い続けてきた後輩として、先輩である卒業生への尊敬の気持ち、先輩たちが頑張ってきたものを引き嗣ぐ気持ち、そして新たな弥富中学校のリーダーとなる思いなどが述べられました。送辞
3年生の代表からは、学年目標「こころのふるさと」に向けての三年間の振り返り、弥富中学校の先生へ、後輩たちへ、3年間を共に過ごした仲間へ、そして一番近くで見守ってくれた家族への感謝の気持ちが、切々と述べられました。胸を張り前を見て、卒業後の道を歩き始める卒業生にとって、この弥富中学校での毎日が、辛いこと苦しいことに遭遇したときに、また頑張る気持ちになれる本当の「こころのふるさと」になると信じています。答辞
式後、卒業の歌がありました。今年は、『旅立ちの日に』という曲でした。間奏では、生徒が自主的に企画した三年生の先生方へ感謝の気持ちを伝える呼びかけが行われました。泣いている生徒もたくさんいましたが、歌が始まるときっちりと歌いきるというすばらしい合唱でした。本当に自慢の生徒たちです。
これからは、弥富中学校の卒業生ということを誇りに、自分自身が決めた道をしっかりと歩んで欲しいと思います。
頑張れ!卒業生!先生たちは、これから先もみんなの応援団です。