出会いと別れ(3月30日)

今年の春はずいぶんあわてん坊のようです。北陸地方の大雪、このあたりでも厳しい寒さが続いた今年の冬が終わったかと思ったら、一気に春本番、日によっては初夏のような暑さを感じる日もあるほどです。
 
そんな中、本日、新聞やインターネットに教員の定期人事異動が発表されました。新聞には載らない講師や支援員も含め10名が弥富中学校から転任、退職することとなりました。本来なら、これまでご支援いただいた保護者や地域の方々、そして子どもたちにお別れとお礼を申し上げるべきところですが、それをする場もなく失礼することをお許しください。期間の長短はありますが、学校をかわる誰もが「弥富中はいい学校だった」「もっといたかった」と口をそろえて言います。しかし、子どもたちに成長し続けることを説き、夢に向かって走り続けることの大切さを語ってきた私たちが、後ろを振り返るわけにはいきません。それぞれの思いを胸に新天地でその力を発揮することを誓いました。
正門の脇にある桜が満開だったその花びらを名残を惜しむかのように春風に放てば、その根元には鮮やかなタンポポが競うように花を咲かせています。ここでも交代の時期がやってきたようです。ありがとうございました。