PTA委員会(2月9日)

会を重ねて、第5回目のPTA委員会が行われました。今年度最後の会ということで、さまざまな活動の報告にあわせて総括も行いました。詳細は、来年度のPTA総会に盛り込まれますのでここでの紹介は控えますが、5つの委員会の委員長さん皆さんが、
「最初はとても不安でしたが、振り返ってみるとよかったと思います」
「皆さんの協力のおかげでここまでくることができました」
とおっしゃってみえました。
学校は大切なお子さんをおあずかりしていますが、学校だけでできることには限界があります。保護者、ご家庭とともに同じ方向へ向かうことで子どもたちにとってプラスになることが多く生み出せます。まさに、そんな一年でした。ありがとうございました。
 
来年度のPTA総会は4月19日(金)です。ご予定をお願いします。

珠玉の一冊(2月8日)

「新たなステージへ進む先輩たちへ」
という見出しが、図書室の入口に掲げられました。サブタイトルとして、「文化委員が贈る珠玉の一冊」とあります。
 
昨日まで、私立高校・専修学校の一般入試が3日間にわたり行われ、3年生の多くがそれに臨みました。今日は久しぶりにみんなが顔を合わせ、
「どうだった?」
「難しかったー!」
と言葉を交わしていました。
そんな受験真っ只中の3年生に、文化委員会がこんな取組をしてくれました。本のあらすじとともに3年生へのメッセージも添えられています。ひとつ紹介します。
 
『告白予行練習』(藤谷燈子 著)
桜丘高校3年の夏樹は幼なじみの優に片思い中。しかし大事な告白の時、優を告白の練習相手ということにしてしまう。そんな中、恋のライバル登場!さらに夏樹も友達の美桜、あかりと想いがこじれて…。夏樹は告白の本番を迎えることができるのか?!ぜひ読んでみてください。
進路を考える大事な時期で、受験勉強におわれて大変だと思います。しかし、あと少しです!この本のような高校生活を迎えられるようがんばってください!

創作(2月7日)

今日は日本の歴史を少し振り返ってみましょう。
日本は、中国という四大文明発祥の地の近くに位置し、そこで生み出されたものを吸収しながら発展してきました。また、江戸時代の鎖国政策により海外から大きく取り残されたり、第2次世界大戦で敗戦したりして、「まず世界に追いつこう」という道を歩んできました。それゆえに、日本は他の国のものを取り入れ、真似ることを得意とし、ここまで来たように思います。
しかし、一方で「創造性に欠ける」とも言われています。
今や日本は世界をリードする立場にいます。そこで求められるのは、自ら創り出すことです。具体的な物であったり、社会の仕組みだったり、考え方だったりを「ゼロ」から生み出す力が必要とされています。子どもたちの日々の学習にもそれが少しずつ取り入れられています。
 
堅い話になってしまいましたが、今日、1年生の授業でそれを感じることができました。
美術では、木片からバターナイフを創り出していました。もちろん、デザインは一人一人違います。機能を重視する子もいれば、デザインに工夫を凝らす子もいます。
体育では、「戦い」をテーマにダンスを創作していました。大きな動作で表情豊かに踊る姿は、とても輝いていました。
そんな子どもたちを見ていると、この先の日本、世界が明るく広がっているように感じました。
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英語「話すこと」調査に向けて(2月6日)

「英語」が大きく変わろうとしていることをご存知ですか。もちろんその背景は、社会のグローバル化の中で国際共通語である英語力をつけることが、日本の将来にとってとても重要であるという考え方にあります。そして、その将来の日本を担う子どもたちにとっても重要なことということで、学校での英語教育についていくつかの改革が進められています。
小学校では外国語活動の時間数が増えています。大学入試では民間の資格・検定試験の成績を活用するようです。そして、中学校では、来年度、3年生が4月に行っている「全国学力学習状況調査」の中で、英語の「話すこと」テストが実施されます。
英語の「話すこと」は通常の授業でも重視しており、ALTのJIN先生に授業に入っていただいているのもその一つですし、紙に書くテストだけではなくマンツーマンで英語を聞き取り話すテストも行っています。それを、来年度は全国一斉に行うというものです。
今日、そのためのコンピュータ機器の確認作業を行いました。学校のコンピュータ室にヘッドセット(ヘッドホンとマイクのセット)をつなぎ、インストールされたプログラムによって画面に表示され聞こえてくる英語を理解し、それについて英語で答えるというものです。教務主任・英語科・情報担当などの先生が集まり、そこに市教委の方とコンピュータ会社の方にもお越しいただき動作確認とさまざまな意見交換をしました。一人一人の答えを収集するわけですから大変な作業ですが、それが子どもたちの英語の力につながると信じて熱心に確認をしました。

私立高校・専修学校一般入試(2月5日)

まだ夜も明けきらぬ中、多くの人が向かう弥富駅。ほぼ毎日、同じ時刻に同じ人たちが同じ車両にのる日常の光景です。今日はそこにウインドブレーカー姿の子たちが加わりました。
「おはよっ!」
まだどことなく眠そうな目であいさつを交わし、少しほっとした表情を浮かべます。切符を買ったり、昨日の事前指導でもらったプリントを出してもう一度見直したりして、同じ学校を受験する子を待ちます。中には、びっしりと書いたノートをじっと見ている子も。
「なに、それ?」
「面接練習で書いたやつです」
緊張感というよりは、これまでしてきたことを確認することで落ち着くんだと思います。
7時過ぎの電車に、ほとんど子が乗り込みました。
一方で、自転車で高校まで向かう子たちもいます。いつもにも増して一列でやってくると、
「おはようございます!」
と、交通指導をしてみえた高校の先生にしっかりとあいさつできました。
「いってらっしゃい。がんばって!」
ここまでしかできません。あとは子どもたちがもっている力をすべて出し切ることを祈るだけです。
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