小中交流会ー栄南・日の出ー(3月6日)

卒業した3年生の教室から、今日はかわいい声が聞こえました。4月から中学校に入学する小学6年生の子たちが、中学校の授業を体験したり部活動を見学したりする「小中交流会」を行いました。弥富中は校区に4つの小学校がありますから、今日はその第1弾として栄南小と日の出小の子たちが来てくれました。
まず、生徒指導の先生から、中学校生活について話をしました。「中学校を卒業すると、高校へ行く人が多いですが、中には働く人もいます。だから、社会に出ても困らないようなルールを身につけるところです」ということで、身だしなみやいくつかのルールについて説明しました。
その後は、教室で、国語や理科、英語などの授業をクラスごとに受けました。教科ごとに先生が違うという中学校の教科担任制が少しイメージできたでしょうか。その後は部活動を見学しました。
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第61回卒業式(3月5日)

びしょ濡れになりながらクラス発表の掲示板を見たところから始まった中学校生活。この子たちの行事はことごとく雨に縁がありました。でも、そんな中でもプラスに考え工夫して過ごしてきた子たちでした。そんな3年間を見てきた空は、これ以上ない最高の天気をプレゼントしてくれました、卒業のお祝いとして。
 
一人一人の名を呼ぶ担任の声に、しっかりと返事をする姿はもうそれだけで胸を熱くします。各クラスの代表に卒業証書を手渡しました。今年の卒業生は208人で、弥富中学校の卒業生としては、16549号~16756号になります。今年の卒業生は、一人一人がしっかりとした考えをもち、さらにそれがひとつになった時のエネルギーはすばらしいものがありました。そんな思いを式辞に込めました。その思いは、在校生も卒業生も同じだったようです。送辞答辞にも広島研修や学校祭のことが織り交ぜられていました。式には多くの来賓の方々にもお越しいただき、たくさんのご祝辞をいただきました。子どもたちは幸せ者です。
式をいったん閉じた後、引き続き、弥富中学校の伝統となっている合唱を披露しました。「3年生を送る会」でも歌った『あなたへ』ですが、多くの子が涙を流し、「これはちょっと歌えないかも…」と心配していたのをはね返すような、すばらしい最高の歌声でした。最後の最後まで3年生の子はそのエネルギーを出し切ってくれました。最高の卒業生です。

思いを込めて(3月4日)

心配していた雨も思っていたより早くあがり、午前中には日もさしてきました。ここ数日、天気を心配していた3年生はきっと胸をなでおろしたことでしょう。
午前中に最終確認の意味で卒業式の通し練習を行いました。3年生はもちろん、在校生代表として参加する2年生もしっかりとそれに臨むことができました。
 
3年生は明日に備え、午前中で下校し、ここからは2年生のがんばりどころです。式場となる体育館は、練習で使っていた椅子などを全部取り除き、あらためてシートを敷くところから作り直します。3年生の教室では、卒業をお祝いする飾り付けがテンポよく進められています。雨があがったので、外そうじも予定通り行うことができました。
「来年は僕たちの番だ」
「お世話になった先輩たちのために」
思う気持ちは人それぞれだと思いますが、実によく動いてくれました。きっといい卒業式になる、そんな気がしました。
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お赤飯でお祝い(3月1日)

小学校6年間、そして中学校3年間、子どもたちの体を「食」で支えてくれた給食。それも3年生にとっては、今日が最後となりました。献立は、もちろん「お赤飯」です。今は家でおめでたいことがあると外食に出かけることが多くなりましたが、古くは赤飯を炊いてお祝いをしました。
 
「いただきま~す!」
言い終わるか終わらないかのうちに、じゃんけんが始まりました。子どもたちの好きなから揚げやデザートの争奪戦です。ずっと毎日繰り広げられてきた光景です。最後だからと気取らずに、いつもの自分たちでいられるもの、この子たちのよさなのかもしれません。いつもの班で食べるクラス、最後ということで自由に席を替わってもよいと言われたクラス、さまざまでしたが、どこもいつもの楽しい給食の光景でした。
 
PTA行事のひとつに「給食試食会」があります。そのねらいは、子どもたちが普段、どんな給食を食べているかを知るためですが、それ以上に、参加された保護者の方の感想をうかがうと、
「何年かぶりの給食で、とてもなつかしくおいしかったです」
という声が返ってきます。これからそれぞれの道へ進む3年生の子たち。そのほとんどが給食ではないところです。その時にきっと、今日の味とともに、自分たちのために毎日おいしい給食をつくってくださった調理員さんたちのことを思い出すことでしょう。
「9年間、ごちそうさまでした」