- 2024.11.20全校一斉道徳(11/20)
- 2024.11.18第2回PTAあいさつ運動(11/18)
- 2024.11.14「あいちウィーク」期間中のイベントの紹介(11/14)
- 2024.11.11朝礼・警察講話(11/11)
- 2024.11.10愛知県駅伝大会(11/9)
小さなことかもしれないけど、困っている人にとっては大事なこと。
その小さなことを、日本全国たくさんの場所で活動している。
ということは、「大きなことをしている」と言ってもいいのかもしれない。
今年も赤い羽根を目にする時期になってきました。毎年、生徒会が中心となって行っている「赤い羽根共同募金」。今年は、先週の月曜日の朝礼で呼びかけられ、3連休をはさんで3日間行われました。毎朝、教室で学級委員長が、
「募金を持ってきた人はお願いします」
と声をかけると、おもむろに生徒手帳にはさんできた小銭を取り出し、小さな募金箱に入れていました。
今日、生徒会執行部の子がそれを大事に持って、弥富市社会福祉協議会へ届けました。集まった募金額は5239円。街頭募金とは違いますので多くの額ではありませんが、冒頭で紹介した中央共同募金会のホームページの言葉にあるように、弥富中の子の小さな心はやがて大きなものとなり、私たちの周りにいる困っている人に届くはずです、きっと。
2学期の期末テスト初日を迎えました。いつものことながら、しーんと静まり返った教室に文字を書く音だけが響いています。
1年生は中学校の定期テストにだいぶ慣れてきて、テスト勉強の仕方も少しずつ分かってきたようです。2年生は学校祭・広島研修と大きな行事をしっかり行ってきた分、テスト対策が少し十分でないかもしれませんが、どの子も真剣に取り組んでいました。そして3年生は、いよいよ進路に直結するテストということで、その視線は先を見据えています。廊下に張ってある2学期の目標の見出しには「勝負の2学期!」の言葉が強く記されていて、まさに勝負の期末テストに向き合っていました。
そんなテストを終え、明日に向けて多くの子が家路を急ぐ中、図書室に残って「学習相談」をしている子も多くいました。数学や理科を中心にプリントや問題集に取り組む中で、
「先生、これってどうやって考えるんですか?」
と質問をしていました。授業では分かったつもりでも、いざ問題を解いてみるとどう手をつけたら分からないことはよくあります。それをそのままにしておかず、こういう機会をうまく利用してテストに臨むことはとてもよいことです。先生たちも大歓迎です!
子どもたちは今朝、何を真っ先に思い浮かべたでしょうか?
「よしっ、期末テストがんばるぞ!」
「ヤバイ、途中で寝ちゃった…」
そんなさまざまな思いを抱えながら登校する子どもたちを優しいあいさつが迎えてくれました。
学校へ来る途中の通学路ではそれぞれの地区の役員の方々が、学校の昇降口の前ではPTA生活委員の方々が、
「おはようございます!」
明るく、そして優しい声かけに、少しはにかみながら、
「おはようございます」
と頭を下げる子どもたちの姿が印象的でした。先週あたりから朝夕の冷えが強くなりましたが、今日はこのあいさつのおかげで心が温かくなりました。
図書室の前を歩いていたら、こんな言葉を見つけました。
「図書室に『おいしい新刊』入りました!」
読書の秋、食欲の秋をうまくミックスしたキャッチコピーで足を止めて見入ってしまいました。そこには、最近購入した新刊本の紹介がありました。
「真夜中のパン屋さん」(大沼紀子著 ポプラ文庫)
「最後の晩ごはん」(椹野道流著 角川文庫)
「3時のアッコちゃん」(柚木麻子著 双葉文庫)
「ランチのアッコちゃん」( 同 )
「あつあつを召し上がれ」(小川糸著 新潮文庫)
「食堂かたつむり」( 同 新潮社)
「鴨川食堂」(柏井壽著 小学館文庫)
「僕らのごはんは明日で待っている」(瀬尾まいこ著 幻冬舎)
などと、なかなかのラインナップです。図書室に入ったところには、これらの本が並べられていて、気軽に手にとることができるように工夫されています。
今は期末テスト直前でなかなか本を読む時間はないかもしれませんが、そんな時もちょっと気分転換のつもりでページをめくるのもよいかもしれませんね。
「寒い冬 おいしい本で温まろう!」
こんなコピーも子どもたちを誘っていました。
日に日に、起きたときに寒さを感じるようになってきました。それにともない、子どもたちの登校の様子もウインドブレーカー、手袋、ネックウォーマーと少しずつそのアイテムが増えてきました。
今日から期末テスト前の部活動中止期間に入りました。いつもは部活動の朝練習を行う1・2年生と、それがない3年生とで登校時間帯が分散されるのですが、この期間は3つの学年の子がほぼ同じ時間に登校します。
そこで心配されるのが、その混雑ぶりです。もっと言えば子どもたちの自転車に乗るマナーといってもよいかもしれません。歩道いっぱいに広がったり横断歩道でないところで道路を横切ったりすることで、これまでもそこを利用される方々にご迷惑をおかけし、時にはお叱りの電話もいただきました。学校でも朝礼や学年集会、各学級のSTなど、機会あるごとに話をしています。そこで、今日の様子は…、というと。写真をご覧いただいてもお分かりのように、歩道の車道寄りをほぼ一列になって走っていました。後ろの方までずっと、歩道の半分をしっかり空けていることがお分かりいただけると思います。もちろん、学校の近くだから、カメラを構えているから、というのもあると思いますが、以前に比べ、子どもたちの自転車に乗る時の意識はずいぶんよくなっていると思います。これが「いつでも、どこでも」という状況になることをめざします。
話は変わりますが、昨日行われた市PTAの秋季研修会の冒頭に、市教委の方から「もし、自転車事故の加害者になってしまったら…!?」という資料で、万が一に備える保険加入を、という話がありました。マナーとともにこういう備えもしておきたいものです。
「アンガーマネージメント」という言葉を聞いたことがありますか?
「アンガー」=怒り
「マネージメント」=管理・経営
と訳すことができますが、今日、弥富市小中学校PTA連絡協議会秋季研修会で、「家庭・職場で役立つ イラっとしたときの処方箋」と題してご講演をいただいた濱崎明子氏は、マネージメントを「後悔しない」と訳されました。感情に任せて怒りをぶちまけることは、対象となった人はもちろん、怒りを発した本人にとってもよいものではありません。そこで、その怒りで後悔しない方法やそこに働く心の動きなどを分かりやすくお話いただきました。
○怒るを理解する
→怒る前には感情があるので、6秒待って冷静に伝える
○目指す未来を考える
→相手にどんな人生を歩んでほしいか
○自己肯定感を高める
→話は黙って聞き、気持ちに寄り添う
また、叱る時のNGワードは、
・過去を持ち出すこと
・「絶対」
・「ちゃんと」
・「なんで」
などだそうです。聞いてハッとした参加者も多かったようです。すぐにうまくはできないかもしれませんが、少しずつ意識して子どもや家族と接していきたいと思いました。