公立高校合格発表(3月19日)

卒業式後の学校は、着々と2年生や1年生がそのあとを受け継ぎ、来年度に向けての準備を進めてくれています。
そんな中、今日、久しぶりに3年生が主役となる日がやってきました。公立高校全日制課程の合格発表です。朝10時の発表にあわせて友だちと連れだって出かける姿を見かけました。そして、緊張しながら末その瞬間。受検番号が張り出されると、
「あったー!」
「やった!」
という歓声と声にならない声で友だちや家族と抱き合う姿がありました。しかし、一方で、その輪から少し距離をとりながらその場を離れる子も…。
希望校に合格した子。第2希望校に合格した子。私立高校へ進学する子。定員が決まっていて、しかも試験というハードルがある以上、そこで予定していた進路が変わることは仕方がありません。しかし、目指した学校に合格できなかったからといって、自分がこれまで積んできた努力が否定されたわけでも無駄だったわけでもありません。むしろ、この悔しさをばねにして、次の進路選択の時に力を出してほしいと思います。また、合格した子は、ここで気を緩めることなくまっすぐに進んでいってほしいと思います。
 
14時。合格証を受け取りに来た子たちを、満開になったカワヅザクラが迎えました。
サ・ク・ラ・サ・イ・タ・ネ

前期委員長選挙(3月16日)

先日の生徒会役員選挙に続き、今日は委員長選挙が行われました。
弥富中学校には8つの委員会があります。そのうち、今回は、環境・給食・体育・放送・保健委員会は立候補者が1名しかいなかったので信任投票、広報・生活・文化委員会は複数名の立候補者がいたため選挙となりました。その数にやる気を感じます。
選挙管理委員会によって進行される立会演説会。いやおうなしに緊張してきますが、立候補者たちはどの子も落ち着いて、原稿をまったく見ることなく堂々と抱負を語ってくれました。もちろん、担任の先生に指導を仰いだと思いますが、しっかりと自分の言葉で訴えかけたことで、聴いている子たちも時にうなずきながら聴いていました。
月曜日には、来年度前期の生徒会組織が確定します。

「未来の郷土料理」第2弾(3月15日)

 今日の給食の献立は、3月13日の「海部地区ラーメン」に引き続き、『未来の郷土料理を考えよう』の授業で、本校の2年A組の生徒が考えたその名も「アフロサラダ」でした!
 この献立は、弥富市で採れたカリフラワーと愛知県産のブロッコリーをふんだんに使ったサラダです。カリフラワーとブロッコリーの形状を「アフロヘア」に見立てた、ユニークなネーミングの献立でした。
 カリフラワーは、家庭でも食卓に出る機会の少ない野菜だと思いますが、弥富市の特産でもあるので、自分たちが考えた献立に使うことで、少しでもカリフラワーを食べる機会が増えると良いなあと思います。
 ちなみにその他の献立は、揚げパン(ココア味)、ミートボールポトフ、牛乳でした。揚げパンは、ミルクロールを1つ1つていねいに調理場で揚げて、ココアパウダーをまぶしてあります。調理員さんの愛情に感謝!です。
未来の郷土料理2アフロサラダ

学校評議員会(3月14日)

そうじが終わった昼放課、なにやらコミュニケーションホールがにぎやかです。行ってみると、スズメが迷い込んでいました。きっと今日の陽気に誘われて勢い余って入ってきてしまったのでしょう。
 
そんな時間帯に、校長室では「第3回学校評議員会」が始まりました。学校や子どもたちの様子を外からご覧いただき、さまざまな角度からご意見をいただくもので、私たちが気づかなかった点をご指摘いただいたり、「それで大丈夫」と背中を押していただいたり、とても有意義な会です。毎年、3回目のこの回には、PTA執行委員の方々にもご出席いただき、先日集約した「子どもたちのための教育評価」をもとにご意見をいただきました。
○学力も大事だが、中学校は、将来、生きる基礎を身につける時期でもあり、それはさまざまな行事を見ていてもできている。
○「分からない」ことをそのままにしているように思う。お互いが教え合う姿が出てくるとよい。
○部活動の見直しなどが言われている。先生方は本来やらなくてはならないことに力を注いでほしい。
○親の責任もあるかもしれないが、確かにあいさつはあまりできていない。
○スマホを使うことで、コミュニケーションをとる力が落ちているように感じる。それをきちんと叱れる教員であり親でありたい。
等、多くの意見をいただきました。次年度以降の参考にしたいと思います。

学年PTA(3月13日)

「早いもので、もう進級してから一年が経とうとしています。ここまでの子どもたちの成長や変化はいかがだったでしょうか」
そんなあいさつで始まった学年PTA。多くの保護者の方にお越しいただくことができました。ありがとうございました。教室での授業参観に加え、体育館での発表も行いました。1年生は福祉実践教室を、2年生は平和学習を中心に発表しました。振り返ってみると、そんな活動を通して、子どもたちは確実に成長したように思います。2年生は合唱も披露し、それを実感していただけたと思います。
しかし、その一方で、小学生との時と違い、子どもたちの「見えない部分」が多くなったのもこの一年ではなかったでしょうか。隠しているわけではないのですが、以前のように学校の様子や友だちのことを話さなくなった子も多いと聞きます。スマホの存在がそれに拍車をかけ、思わぬトラブル、とりわけ性犯罪につながる危険性とも隣り合わせがある、という話を生徒指導担当からさせていただきました。
小さな子ではありません。手をつないでいる必要はありませんが、心はつないでいてください。
  
その後に行われた、来年度のPTA学級委員決めも、皆さんの話し合いで無事に決まりました。ありがとうございました。
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