立つ鳥あとを濁さず(3月20日)

家庭では大そうじといえば年末ですが、学校はこの3月が一年の終わりですから、今日、その一年の汚れを落とす大そうじを行いました。
すみからすみまできれいにするために、まず、机といすを全部、廊下に出します。何もなくなった教室って、意外に広いんです。そこをほうきで掃き、雑巾がけをします。広々としていますから、子どもたちもいつもより勢いがあるように思います。そして、そんな床そうじの一方で、ガラスをみがいている子、扇風機のカバーをはずしてきれいにしている子など、皆で役割分担をして、文字通り「立つ鳥、あとを濁さず」の気持ちでそうじをしてくれました。
 
2週間後には、そこは、希望に満ちた子たちが歴史を刻む場となります、自分たちが一年前にそうだったように。

サクラサク(3月19日)

この日をどきどきしながら待っていました。
 
今日は公立高校全日制課程の合格発表です。朝の10時に各高校で一斉に発表されました。
「やったー!」
「あった!」
張り出された受験番号の中から必死に自分の番号を探す3年生の子たち。一緒に来た家族とともに喜び合う姿に胸が熱くなりました。
 
午後2時には合格者が2週間ぶりに体育館へ集まりました。互いに顔を合わせるなり、
「おめでとう!」
と声をかけ合っていました。進路の先生から、
「第1志望の高校へ合格した人もいれば、第2志望に合格した人もいます。また、残念ながら、今、ここにいない子もいます。進む道はそれぞれですが、大事なのはここからです。自分が進学した学校で精一杯がんばることが大切です」
という話がありました。
今日の結果で、3年生全員の進路先が確定しました。その位置はインコースもあればアウトコースもあります。そこは、誰もがこれから同じ距離を走るためのスタートラインです。これから目標を見失うことなく、ペース配分も考えながら自分の力で走っていく3年生たちを、弥富中学校はずっと応援しています、これからもずっと。

先輩として(3月18日)

広報委員会が作成している「Let’s learn」。これまでもしばしば取り上げてきましたが、1年生の3月号に「後輩に伝えたいこと」というコーナーがあったので紹介します
 
・部活も勉強もがんばって
・友だち100人つくりなさい
・勉強つらいけどがんばって
・テストの前は早めに勉強し始めて、早めに寝たほうがいいよ
・まずはこの学校を楽しんで
・ちゃんと学校に来いよ
・中学校ではいろいろなことを知ることになるでしょう
・テストが急に難しくなるよ
・数学はしっかりやらないとヤバイよ~
・小学校でいくらいい点数をとっていても、中学校で勉強せずにテストに挑むと、だんだん点数が悲惨になるよ
・中学校は大変
・朝練の日、早起きガンバレ!
・テストがあるからガンバレ
 
いかがですか。短い言葉ですが、1年間で感じた“中学校”を後輩に伝えてくれました。その言葉に1年生の子たちの成長を感じます。

創作ダンス(3月15日)

こんにちは、情報処理部です!!!

わたしたちは今 体育でダンスの授業を行っています!

ダンスには色々な種類がありますが、その中の”創作ダンス”というものをやっています。 

実際に創作にかかる前に近所の中学校のダンス部の踊りを鑑賞しました。はじめとおわりを意識し空間もうまく利用していて終始圧巻されました!! 

各グループに分かれてそれぞれ音楽やテーマを決めてそれに合ったダンスを創っています! なかなかダンスの振りが出てこなくて手こずっているグループや、本格的にダンスを創って完成に近づいているグループ... 実際にリズムに乗って決められたダンスをするのは難しくないですが、自分たちで創るダンスというのはとても難しいと実感しました。

もうすぐで創作ダンスも終わりに近づき、中にはもう発表を迎えるクラスもあります。グループみんなで試行錯誤して創ったダンス。見ている人が楽しんで見れるようなダンスができると良いです★★

道徳研修会(3月15日)

本校が道徳について研究を進めるにあたり、継続的にご指導をいただいている柴原弘志先生(京都産業大学)にお越しいただき、研修会を行いました。他の学校からも20名弱の先生もみえ、まず2年生の「ジコチュウ」という授業をご覧いただきました。残って学級の仕事をしていても、自分の分が終わったらさっさと帰ってしまうクラスメイトに「ジコチュウ」という言葉を投げかけてしまった「僕」が、後でその事情を知ることになり、自らの発した言葉を悔いる教材から、「僕」の心の変化を考えました。
大勢の方が参観している中、多少の緊張感はあったものの、子どもたちは自分の考えを自分の言葉で発表していました。
 
授業を終えた後、会場を図書室に移し、その授業の振り返りをしました。10人ぐらいの4つのグループに分かれて討議し、そこでは子どもたちに負けないくらいの活発な意見交換が行われ、授業を通してよい“学び”ができたと感じました。
そして、最後に柴原先生からご講演をいただき、その中で、
・子どもたちは頭ではこうすべきだとうことは分かっている。でも、実際にはそうできない自分がいる。教材に出てくる人物、出来事を「自分ごと」として考えさせなければならない。
・「人間の生き方」ではなく、「自己の生き方」が求められる。
という言葉が印象的でした。

中学校ではいよいよ4月から道徳が「特別の教科」として教科書も用いますし、通知表にコメントも書かれるようになります。こうした研修会を通して学びを深め、道徳の授業が子どもたちの心の成長を促す場になるよう準備を進めたいと思います。