午前中の全校練習は、文字通り“練習”で、今後に期待するものでしたが、午後からの合唱総練習はかなり完成度の高いものでした。
日々の練習はパートごとに分かれ、それぞれのパートリーダーが、
「ここんところ、もっと強く!」
「出だしの言葉をもっとはっきり!」
と、自信をもって指示をしていました。音楽科の先生やブロックの先生方に受けた指導を自分のものにして、堂々と行っていることに感心させられます。
今日は総練習ということで、初めて他のブロックの前で歌い、初めて他のブロックの歌声を聴く日です。おのずと力が入ります。ピーンと張りつめた静寂。そして、それを突き破る歌声が体育館に響きました。
今日、互いに聴き合ったことで、さらに闘争心に火がついたことでしょう。本番が楽しみです。
合唱総練習(9月11日)
できてよかった全校練習(9月11日)
本当は、今日は体育祭の総練習の予定でした。しかし、グランドを使っての練習がまったくと言ってよいほどできていませんでしたので、総練習を来週の月曜日に延ばし、今日を全校練習にあてました。昨日、体育館で整列や行進の練習をしましたが、さて、どうだったでしょう。
練習を見て、子どもたちが「天才でない」ということが分かりました。これまで学校生活や部活動の活躍ぶりなどを見てきて、どの場面でも全力をつくし、すばらしい結果を残してきた子どもたちを「すごい」と思うと同時に「才能があるんだ」と思っていました。
しかし、今日、グランドに立った子どもたちは、どうしてよいか分からず右往左往する場面が幾度もあり、そのつどその場で指導を受けていました。ということは、最初からできているわけではなく、指導を受け、学び、努力して、今の姿を維持しているということなんですね。そういう意味で、今日の練習はとても大切な日になり、子どもたちは、必ずもう一段高いレベルまで上げてきてくれると思います。