全国学力・学習状況調査(4月19日)

  今日3年生を対象に、「全国学力・学習状況調査」を実施しました。
この調査の目的は以下の3点で、原則として国・公・私立学校の小学校6年生、中学校3年生の全児童生徒を対象に実施されました。
・ 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
・ 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
・ そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

 午前に、「国語A」「国語B」「数学A」「数学B」を、午後は質問紙調査を行いました。
 国語も数学も「A」の内容は、身に付けておかないと後の学年の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠で常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など、主に「知識」に関する問題が中心になっています。
 「B」の内容は、知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力など、主に「活用」に関する問題が中心になっています。
 この調査では、学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する質問紙調査をし、学力との関連等について分析します。

 生徒はみな緊張した面持ちで、受けていました。普段は廊下の扉をオープンに開放しているクラスがほとんどですが、今日は扉を閉めて受けているクラスもありました。

 調査の個人結果は、例年11月下旬あたりにご家庭にお知らせしています。私たち教師も、この調査の結果を受けて、授業の進め方などを工夫していきたいと思います。

 放課後は、緊張から解放された良い表情で、部活動に取り組んでいました。
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