中総体東海大会1日目(8月8日)

台風5号の接近により開催が危ぶまれた今年の東海大会ですが、幸い、進路が北の方に寄ったことで開催地である静岡県で予定通り開催されました。

県大会8位として出場したソフトテニス個人戦は、三重県1位、岐阜県4位、静岡県5位と同組になり予選リーグを戦います。第1試合はいきなりの三重県1位の矢渕中ペア。一方的な展開になるかと思いきや、いきなりのデュース。このゲームは落としましたが、次のゲームもデュース。そして、またもや敗れて0-3。崖っぷちまで追い詰められました。しかし、ここから2ゲームを奪い返しました。敗れはしましたが、手ごたえを感じた試合でした。
その手ごたえが自信へと進化したのが次の試合でした。相手は岐阜の糸貫中です。互いに一歩も譲らず、ファイナルゲームへ。そしてデュースへ。
「デュースアゲイン」
審判のこの言葉を何度聞いたことでしょう。20面あるコートのまわりがどんどん試合を終えていく中、鈴木・瀧川ペアが立つ17番コートだけは、いつまでも試合が続きます。しだいに、周りにいた人たちもざわめくようになるほどでした。
「フォルト」
審判の声がこだまし、力尽きましたが、大勢の方からたくさんの拍手をいただきました。残念ながら決勝トーナメントへは進めませんでしたが、ひと試合ごとに成長する姿はすばらしいものでした。
ひと足先に会場を出ようとする私に、
「こんなところまで応援に来てくれて、ありがとうございました」
と言ってくれました。いやいや、「こんなところまで応援に来させてもらって幸せな思いをしているの先生の方です。ありがとう」こんな言葉からも成長を感じ胸が熱くなりました。

そして、午後からは、1年生大澤さんの200m背泳ぎのレースです。スイミングの大会で来たことのある会場だそうですが、中学校の、しかも愛知県の代表として臨む大会ということで、違った緊張感があったのではないでしょうか。
しかし、レースは前半から飛ばし、いい流れをつくっています。周りは上級生ばかりですが、水の中では関係ありません。33秒62、1分10秒83とラップを刻みます。しかし、徐々に追い上げられてきます!必死に逃げる!結果は2分30秒34と、県大会での記録を上回ることはできませんでしたが、堂々の6位入賞です!来年以降につながる泳ぎでした。

表敬訪問(8月8日)

 今日は、8月19日(土)~22日(火)に熊本県のえがお健康スタジアムで行われる、全国中学生陸上競技大会への出場が決まっている陸上部2年生の髙嶋荘太君が、弥富市長を表敬訪問しました。
  表敬訪問は、十四山支所の市長公室で行われました。最初はとても緊張していた髙嶋君でしたが、服部市長よりいろいろな質問をいただき、それに答えたりするうちに少しずつ緊張がほぐれたようです。800m1500mの2種目に出場する高嶋君は、「この距離を走りきるのは本当に精神力が必要でしょうが、楽しみながら精一杯頑張ってきて欲しい」と服部市長の熱い激励を受け、全国大会への意欲がさらに高まったようです。
 皆さんも弥富の地から、遠く離れた熊本に届くような熱い応援をよろしくお願いします。
表敬訪問新

台風に備えて(8月7日)

台風5号の接近により、7時27分に暴風警報が発表されました。そこですぐに部活動等のすべての活動を中止する旨のメールを配信させていただきました。その時点ですでに家を出ていた子については、学校に着きしだいすぐに下校させました。朝のお忙しい時間帯にご心配をおかけしました。
 
子どもたちを下校させてほっとする間もなく、先生たちのするべき仕事があります。それは、台風による被害を最小限にすることです。先週末あたりから、屋外にある飛びやすいものを屋内に入れることを始めていましたので、今日は、強い風と雨によって室内に吹き込む雨を防ぐ作業です。学校にある雑巾をかき集め、サッシのレールにはさむようにして置きます。これだけでもずいぶん違います。
ご家庭におかれましても、安全に過ごされますようお願いします。
 
なお、明日の朝、まだ暴風警報が継続されているようでしたら、登校を見合わせてください。また、解除されている場合でも、用水や田の水があふれるなどして登校に危険だと判断される場合についても登校を控えるようにしてください。詳しくは4月に配布した「児童生徒の登下校について」をご覧ください。

地域の一員として(8月5日)

小気味いい太鼓の音が聞こえてきます。今日は弥富市の盆踊り大会。各小学校区ごとに行われます。
桜・日の出学区は6時30分というまだ明るいうちにスタートしました。中学生もたくさん来ています。Tシャツという涼しげな服装もいますが、女の子を中心に浴衣姿も多く見ました。開会式が終わって最初の踊りは「炭坑節」ですが、やぐらの上に上がったのは弥富中の子でした。それも見事なばちさばきです。係の人が、
「うまいでしょ。ああいう子がいてくれるからうれしいですよ」
と目を細めてみえました。
大藤学区はやぐらの四隅に笹を付け、どことなく郷愁を感じさせてくれました。こちらの最初の踊りは「弥富音頭」。振り付けをよく知らずに戸惑っていると、
「小さい時から踊ってるわよ」
とお手本になってくださいました。
栄南学区は、万が一の雨に備え、昼の段階で体育館での開催を決めました。冷房の効いた南部コミュミニュティの体育館の明るい照明のもと、中央の太鼓を囲みしっかりと輪ができていました。体育館での盆踊りは初めての経験でしたが、なかなかいいものです。こちらは「きんちゃん」も登場してちびっこたちは大喜びでした。

私たちは学校での子どもたちの姿を見ることがほとんどですが、こうして地域の一員として輪の中にいる子どもたちもステキだなぁと感じました。
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こちらも少しずつ(8月4日)

ずっと部活動のことをお伝えしていますが、一方で、着々と動き始めているものがあります。学校祭にむけてのブロックの活動です。朝、職員室の扉が開き、
「○ブロックです。これから活動を始めます」
とリーダーの子が言いにきます。もちろん、他のブロックに知られないように内緒で練り上げています。9月に入ると、他の子たちにパフォーマンスや合唱を教える立場になるリーダーです。その時になって、「あれ、どういうふうだったっけ?」では困りますので、この夏休み中の活動がどれだけしっかりできたかが重要な鍵になります。旗を制作する子たちもやはり夏休み中に完成させないと、そういう活動に加われませんので、作業を急ぎます。
 
部活動にしても、この学校祭にしても、十分な事前の準備があって初めて当日によい結果や感動が得られるものだと思います。それを今、子どもたちは学んでいます。