今年は残暑があまり厳しくなく、秋の訪れも例年に比べ早いように感じました。子どもたちの服装も少しずつ冬服が増え、登下校時にはウインドブレーカーを着ている子もいるほどです。服装から秋を感じるだけではなく、校庭の桜の葉も少しずつ色づいてきました。
このまま秋が深まっていくと思いきや、ここ数日は暑い日が続いています。今日の名古屋の最高気温は29.6℃、桑名は30.6℃を記録したそうです。秋もちょっと足ぶみといったところでしょうか。教室や廊下の窓は全開でしたが、夏と大きく違うのは、湿度がそんなに高くなく風もあったため、蒸し暑さはあまり感じませんでした。
しかし、気をつけなくてはならないのは、朝夕と昼間の温度差です。今朝の最低気温は18℃ほどですので、実にわずか6時間ほどで12℃近く上がり、そこからまた夕方にかけて下がっていきます。その変化についていけず体調を崩す子が多くなるのもこの時期です。本格的な秋を迎える前に体調管理をお願いします。
秋の足ぶみ(10月10日)
地域の戦力ー市民体育祭ー(10月9日)
天気予報とはちょっと違う曇り空でしたが、予定通り「第12回弥富市民体育祭」が市民グランドで行われました。今ではあまり見なくなりましたが、弥富市は春の「学区体育祭」を勝ち抜いた地区が競う玉入れや綱引きといった種目や学区対抗リレーがあり、いやおうなしに盛り上がります。そして、もちろん中学生もその一員として参加しています。学区ごとに設けられたテントでは、地域の体育指導員や区長さんたちと親しげに話している姿も見られ、かわいがってもらっていることを実感しました。
綱引きやリレーでは、見ていた方々から「中学生、すごいなぁ」という声も聞かれ、頼もしい限りです。
総合優勝は最後の最後まで分からない、1点差の接戦でしたが、楽しく盛り上がった秋の休日でした。
通知表を手に(10月6日)
今日、前期の通知表を子どもたちに渡しました。
6時間目に、クラス全体に話し合いやプリント学習の指示を出した後、一人一人を廊下に呼び、通知表を渡しました。
通知表は夏休み前にも渡しましたが、それは国語・社会・数学・理科・英語という比較的授業時間の多い教科でした。技能教科と呼ばれる、音楽・保健体育・美術・技術家庭は、授業時間があまり多くないので、1学期末ではなく、ある程度学習を進めたこの時期に評価・評定を出しています。ですから、今日渡した通知表にはすべての教科はもちろん特別活動、総合的な学習、所見などが記されています。さて、その内容はどうだったでしょうか。
神妙な表情で担任の先生の前に行き、差し出された通知表に目を落とします。一気に表情が明るくなった子、逆に、「はぁ」とため息をもらした子。その様子は人それぞれでした。
しかし、あくまでもこれは「前期」までの学習や学校生活を評価したものです。まだ半分残っているわけですから、よいところはさらに伸ばし、思うような結果が出なかったところはその原因を直していくことが大切です。そのための通知表です。ご家庭でもそんな視点でご覧いただけると幸いです。
託し、託され(10月5日)
伝統というものは、こうやってつくられていくのだと思いました。
先週のことです。廊下に出て、四つんばいになっている何人かを1階の廊下で見ました。「どうしたんだろ?」と思い近づいてみると、そこには学校祭で声をからし緑ブロックをひっぱってきた3年生のリーダーたちがいました。廊下の床に大きな緑色の模造紙を敷き、そこに筆を走らせています。「アマゾン」。書いていたのは、今年の緑ブロックのテーマでした。その下のサブテーマは確か「感動をお届けします!」でしたが、この日は、「〜一緒に感動を届けてくれて、ありがとう!〜」でした。一緒に過ごした後輩たちに届けるそうです。
一方で、そんな思いを託された2年生の廊下にはこんな言葉が。
「弥富中の先頭に立つ!」
そこには一人一人の2学期の決意が並んでいました。弥富中の伝統は次のステージに受け継がれようとしています。
食欲の秋(10月4日)
ご飯の食缶をあげると歓声が聞こえてきました。
今日の給食は、
*秋の五目ご飯 *コロッケ *かき玉汁
*ほうれん草のおかか和え *牛乳
でした。
秋の五目ご飯には、栗をはじめ鶏肉、にんじん、しめじ、油揚げと具だくさんで彩りも鮮やかで、食欲をそそられました。給食では、季節の野菜や果物がとても工夫されて提供されています。秋を存分に堪能できたと思います。
今日は中秋の名月。空にはまん丸の月が、明るく輝いています。
いろいろなもので、日本の四季を感じ、楽しむことができるといいですね。