昨日は陸上の全国大会をお届けしましたが、岐阜の大垣では「第40回東海なぎなた大会」が行われました。この大会は夏の県大会で上位8位に出場権が与えられるものです。ですから、今、海部地区各地で行われている新人戦とは違い、おもに3年生が出場しています。学校の部活動は引退をしていますので、市の連盟で練習をするなど自分自身でこの日に向けて練習を積んできました。
午前に行われた「演技競技の部」には3組6人が出場しました。以前にもお伝えしましたが、弥富のなぎなたは国体を機に導入されましたが、それ以来学校と市がうまく連携を取りながら力をつけ、今では全国レベルです。ですから、危なげなく勝ち進んでいきました。最大のライバルは弥富北中と同じ弥富中の子です。その弥富北中の組を準々決勝で退け、準決勝に3組とも進みました。必然的にここからは弥富中同士の対戦となります。応援席からは、
「どっちもがんばれ!」
という声が飛ぶ中、見事、
1位 岩崎・村上ペア
2位 加藤・伊藤ペア
3位 堀田・服部ペア
と、表彰台を独占するというすばらしい成績をおさめました。
外の雨が強さを増す午後に行われた「試合競技の部」は、それを吹き飛ばすような熱戦が繰り広げられました。防具をつけての1対1の戦いは、ここでも順当に駒を進めました。準々決勝4試合にすべて弥富中が入るという快進撃です。しかし、午前中に苦杯をなめた他の学校の子たちもそのまま引き下がることはできません。なかなか一本が取れず、判定にもつれ込み、惜敗を余儀なくされました。最終的に、岩崎さんが決勝に進めなかった仲間の声援を受け、準優勝を手にしました。