小中交流会ー日の出小・栄南小ー(3月8日)

「中学校って勉強厳しいんでしょ?」
「何部に入る?」
きっと、卒業を間近に控えた小学6年生の子たちの教室では、毎日こんな会話が飛び交っているのではないでしょうか。だれもが新しい世界に踏み出すときは不安を抱くものです。そんな不安を少しでも軽くし、一方にある期待を少しでもふくらますことができたら、という思いで、「小中交流会」を行いました。弥富中学校は4つの小学校から進学してくるので、2校ずつに分けて行い、今日は、日の出小と栄南小の子たちが来てくれました。
緊張した表情で待つ小学生、反対に中学生は、いつになくテンションが高めでした。“先輩”になる気持ちがそうさせたのでしょうか。そんな中学生の生活の多くを占めている授業と部活動を見て回りました。
「もう、何部に入るか決めてるの?」
と聞くと、
「はい!」
と元気な声。ちょっと期待がふくらんだでしょうか。
 
あさって10日(金)には、桜小と大藤小の子たちが来てくれます。

ブリの照り焼き(3月7日)

朝から家庭科の先生がエプロンをつけていました。
「お、今日は調理実習?」
「はい」
「何を作るの?」
「ブリの照り焼きです」
さすが中学生ですね。学校の調理実習でそんな本格的なものを作るだなんて。
ということで、さっそく実習をのぞきにいきました。階段を2階から3階に上がろうとするあたりで、もういい匂いがしてきます。まだ作っている途中かなと思っていったら、もうブリは皿に盛られ、しょうゆとみりんのたれをかけているところでした。だいぶ手際よくできたようで、手の空いている子はテーブルの拭きそうじをしています。
そんな子どもたちに、
「家でもこういうの作ったことあるの?」
と聞くと、
「いいえ」
という答えが多く返ってきました。
 
それまで知らなかったこと、したことがなかったことを学ぶことで、子どもたちは大きく成長するんですね。そんな姿を目の当たりにできた時間でした。
「いただきま~す!」

春の足音(3月7日)

卒業式後の週末はとても暖かい陽気となりました。それを味わったせいか、今日の北風はとても冷たく感じ、春が待ち遠しく思う日となりました。
 
でも、校庭を歩いていると、そこには春の足音が。
「こっち、こっち!」
「ナイスシュート!」
と体育の時間でサッカーをやっている子たちの近くにある花壇では、秋に環境委員会の子たちが植えたパンジーが花数を増しています。そして、その間をぬうようにつくしが顔を出していました。小さな背丈のつくしに混じり、サッカーが見たいのか、パンジーよりも背が伸びているものも。
こうやって地面の中でしっかりエネルギーをたくわえ、春になったら一気にそれを爆発させる、自然は実にうまくできていると思います。きっと、子どもたちも4月の進級に向けて、今、最後の総仕上げ、充電をしてくれていることでしょう。

朝礼(3月6日)

3年生が卒業し、がらんとした体育館。
そんな中にあって、1・2年生はしっかりとした態度で朝礼に臨みました。
 
そんな子どもたちに、卒業式で述べた「送辞」の言葉を引用して話をしました。
 
3月6日朝礼

第59回卒業式ーその2-(3月3日)

弥富中学校では、卒業式をいったん終えた後に学年合唱を披露するのが恒例になっています。特に今年の3年生はさまざまな場面で合唱を取り入れてきました。2年生で訪れた広島で捧げた歌声などは、そこにいた多くの人を感動させたほどです。
その合唱に生徒が主体的に考えたメッセージを添えました。担任の先生への思いを伝えた言葉に、会場にいた皆が心温まりました。
そして、その後の合唱「友~旅立ちの時~」は、まさに3年間の集大成といえるものでした。涙で思うように声が出ないソプラノを、男子がしっかりと引っぱっていく、曲の最後の「いつも繋がっている」という歌詞そのもののハーモニーが会場にいるすべての人の心を揺さぶりました。
 
友 さようなら そして、ありがとう♪

★画像をクリックすると、合唱を動画でご覧いただけます。