「学校評議員会」というのをご存知でしょうか。
これは、地域に開かれた学校づくりをしていくひとつの方策として、弥富市では平成24年から各学校に設置されています。評議員の方々はその地域でさまざまな立場の方で、保護者の集まりであるPTAとはまた違った視点から意見をいただくことができます。
今日はその3回目で、PTA執行部の方々にも加わっていただき、先月まとまった「学校評価」をもとに話し合いを深めました。
その中で、
○子どもたちが縦も横もしっかりつながっているのを、さまざまな行事を見て感じる。
○敬老行事など地域へもっと出ていくことで、その中での子どもの姿を見ることができるのではないか。
○落ちついて学校生活を送っていて、親として安心感があった。
○先生によって子どもや保護者への発信の仕方にばらつきがあるように感じる。
等の意見をいただきました。
地域と学校という話題の中で、教員の多忙も話題になり、
○子どもが卒業してしまうと、中学校とのつながりがなくなる。声をかけてもらえば、さまざまな形で協力しようと集まってくれるのではないか。
○学校がすること、親がすること、を整理することで、先生たちの負担が軽減でき、その分、子どもたちに向き合えるのではないか。
という新たな指針もいただきました。
学校評議員会(3月14日)
ステキな音色を(3月14日)
去る3月5日(土)に西尾市で行われた「中部日本個人・重奏コンテスト愛知県大会」で、水谷さん(サクソフォン)と新田さん(マリンバ)が金賞を受賞し、愛知県代表として3月25日(土)に富山で行われる本大会に出場することになりました。今日は、その報告として市長への表敬訪問をしました。
やや緊張した表情の二人を市長さんは温かく迎えてくださいました。教育長さんや教育部長さんらとともに大きなテーブルを囲みながら、
「演奏している時は緊張する?」
「どういうところに気をつけて演奏しますか?」
と尋ねてくださいました。それらに、しっかりとした口調で答える姿に、二人の器の大きさを感じました。緊張しないためにしていることは、という問いに、二人とも、
「曲の中に入り込むようにしています」
と答えていたのが印象的でした。
また、市長さんからは、
「ぜひ、こうやってすばらしい力をもっている中学生や高校生の演奏をいろいろな場で多くの人に聴いていただきたいね」
ともおっしゃっていただき、二人とも、
「はい!」
と目を輝かせました。
お宝発見!(3月14日)
今、1年生が家庭科の時間に調理実習をしていることは以前、お伝えしました。その際に、職員室にエプロン姿の子がやってきて、
「調理実習で作りました」
とおすそ分けをしてくれることが時折あります。
「ありがとう!」
と、その腕前に感心しながらいただくわけですが、今回、そこで驚くべき発見がありました!
盛られていたブリの照焼をいただいた後、なにげなくその小皿を見ていると、富士山と松の絵柄の横に朱色の文様が。三重線の円の中に「中」の文字。わざわざ文様を入れて焼いた皿ということにまず驚きましたが、その上に「鍋」の文字があるではありませんか。そう、これは、弥富中学校の前身である旧鍋田中学校で使われていた皿です。鍋田中学校は旧弥富中学校と統合される昭和33年まで今の黎明高校の場所にありました。ですから、おそらくその際にこの皿も一緒に持ってきたのだと思います。それが、校舎を移転した今の新しい校舎へも持ってきていることに驚きました。
今の子どもたちのご両親はもちろん、祖父母の方々もこのお皿を使って実習を行ったんですね。