入学式準備(4月6日)

会社などでよく、「立場が人をつくる」をいうことを言います。新しい係や責任のある立場に就くことで、それまでとは違った働き方や表情を見せることを言いますが、今日の入学式準備はまさにそんな感じでした。つい2週間前までは「2年生」として弥富中学校の一員だった子たちが、「新3年生」という立場で登校し、会場や教室などのそうじや準備をしてくれました。
体育館では、卒業式で経験したとはいえ、メジャーを使ってまっすぐに椅子を並べていきます。動きもその時よりもずいぶんよくなってきました。中学校の入学式は小学校と違い、始業式と同時開催ですので、3学年分と1年生の保護者分の椅子が必要です。パイプ椅子が足らない分は教室の椅子も使っての作業でしたが、子どもたちはよく動いてくれました。
教室では黒板に歓迎の絵を描く傍ら、教科書を運ぶ子、それをきれいに整頓して積み上げる子など手際よく分担して行っていました。中には、流しの三角コーナーを「そこまでするか」と思うほどごしごしと洗う子もいて、皆、「1年生のために」「3年生として当たり前」という気持ちで生き生きとして取り組んでいました。
 
明日の天気は残念ながら雨予報ですが、迎える先輩たちの気持ちは晴れ晴れとしています!
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着々と(4月4日)

今年はいつまでも冷たい北風が吹き、コートの襟を立てて歩くことが多かったのですが、4月になったとたんに、この時を待っていたかのように暖かくなりました。卒業式に満開だった河津桜は葉桜となり、今はその隣のソメイヨシノが入学式で新入生を迎える準備をしているかのようです。
    
 
もちろん、準備は木々だけではありません。新しい先生方を迎えた弥富中学校の中でも、入学式・始業式に向けての準備が着々と進んでいます。今日は、教科書の準備をしました。業者さんから納入されたインクのにおいのする教科書を一冊ずつ丁寧に数え、クラスごとに仕分けしていきます。3つの学年の先生たち総出でそれを行いました。子どもたちの顔を思い浮かべているのか、先生たちの表情も穏やかでした。
それが終わってからは会議です。教科ごとに話し合って教材を決めたり、全職員で今年のさまざまな活動の基本線を話し合ったりしました。

表敬訪問(4月4日)

  今日は、弥富中学校の吹奏楽部の生徒2名が、市長さんの表敬訪問に行きました。
 3月25日に富山で行われた「中部日本個人重奏コンテスト」では
  金賞2位 マリンバの 新田 吏央さん
  銀賞    サクソフォンの 水谷都子さん(伴奏:横井みゆさん)
が入賞しました。

 3月27日国立音楽大学で行われた全日本中学生・高校生打楽器ソロコンテストでは
 中学生の部で マリンバの新田吏央さんがみごと第1位になり、文部科学大臣賞を受賞しました。

 その報告を市長さんにしました。市長さんからは、「いつからその楽器を始めたのか?なぜその楽器を選んだのか?」などなど、たくさんの質問を受け、緊張しながらもひとつひとつ丁寧に受け答えをしていました。
 
 この弥富の地で、きらっと光る才能を伸ばし、未来にはばたく子どもたちがいることを誇りに思いました。市長さんの激励を受け、さらに大きくのびていくことでしょう。
表敬訪問 表敬訪問2