昨日は1階から聞こえてきた歌声が、今日は3階から聞こえてきました。そうじが終わった後の時間帯です。行ってみると、1年F組の子たちが教室の後ろのロッカーの前に立ち、手には3年生と同じように青いファイルを持っています。そして、その目線の先には音楽科の先生が。
「はい、じゃ、やるよ」
右手を高く上げると、さっと表情が変わります。でも、歌い出しの部分の声が出ません。
「その声じゃだめ。もう一回いくよ」
次は、声量も増えました。
練習しているのは「3年生を送る会」で歌う曲です。もちろん音楽の授業でも練習していますが、やはり何度も歌うことが必要です。そこで、学年の先生と相談して、この時間にひとクラスずつ指導してもらうことにしたそうです。1年生らしいパワフルな、そして心のこもった合唱に仕上がるのがとても楽しみです。