2学期の期末テスト初日を迎えました。いつものことながら、しーんと静まり返った教室に文字を書く音だけが響いています。
1年生は中学校の定期テストにだいぶ慣れてきて、テスト勉強の仕方も少しずつ分かってきたようです。2年生は学校祭・広島研修と大きな行事をしっかり行ってきた分、テスト対策が少し十分でないかもしれませんが、どの子も真剣に取り組んでいました。そして3年生は、いよいよ進路に直結するテストということで、その視線は先を見据えています。廊下に張ってある2学期の目標の見出しには「勝負の2学期!」の言葉が強く記されていて、まさに勝負の期末テストに向き合っていました。
そんなテストを終え、明日に向けて多くの子が家路を急ぐ中、図書室に残って「学習相談」をしている子も多くいました。数学や理科を中心にプリントや問題集に取り組む中で、
「先生、これってどうやって考えるんですか?」
と質問をしていました。授業では分かったつもりでも、いざ問題を解いてみるとどう手をつけたら分からないことはよくあります。それをそのままにしておかず、こういう機会をうまく利用してテストに臨むことはとてもよいことです。先生たちも大歓迎です!
期末テスト(11月26日)
PTAあいさつ運動(11月26日)
子どもたちは今朝、何を真っ先に思い浮かべたでしょうか?
「よしっ、期末テストがんばるぞ!」
「ヤバイ、途中で寝ちゃった…」
そんなさまざまな思いを抱えながら登校する子どもたちを優しいあいさつが迎えてくれました。
学校へ来る途中の通学路ではそれぞれの地区の役員の方々が、学校の昇降口の前ではPTA生活委員の方々が、
「おはようございます!」
明るく、そして優しい声かけに、少しはにかみながら、
「おはようございます」
と頭を下げる子どもたちの姿が印象的でした。先週あたりから朝夕の冷えが強くなりましたが、今日はこのあいさつのおかげで心が温かくなりました。
「おいしい新刊」入りました(11月22日)
図書室の前を歩いていたら、こんな言葉を見つけました。
「図書室に『おいしい新刊』入りました!」
読書の秋、食欲の秋をうまくミックスしたキャッチコピーで足を止めて見入ってしまいました。そこには、最近購入した新刊本の紹介がありました。
「真夜中のパン屋さん」(大沼紀子著 ポプラ文庫)
「最後の晩ごはん」(椹野道流著 角川文庫)
「3時のアッコちゃん」(柚木麻子著 双葉文庫)
「ランチのアッコちゃん」( 同 )
「あつあつを召し上がれ」(小川糸著 新潮文庫)
「食堂かたつむり」( 同 新潮社)
「鴨川食堂」(柏井壽著 小学館文庫)
「僕らのごはんは明日で待っている」(瀬尾まいこ著 幻冬舎)
などと、なかなかのラインナップです。図書室に入ったところには、これらの本が並べられていて、気軽に手にとることができるように工夫されています。
今は期末テスト直前でなかなか本を読む時間はないかもしれませんが、そんな時もちょっと気分転換のつもりでページをめくるのもよいかもしれませんね。
「寒い冬 おいしい本で温まろう!」
こんなコピーも子どもたちを誘っていました。
定期監査(11月21日)
しかし、その財源はおもに市の税収であり、決して湯水のようにわいてくるものでもありません。「子どもたちのために」をキーワードに、必要なものを必要なだけ購入し、それを大切につかうことは私たちの大切な役目です。
今日、学校に配当された予算や補助金が適正かつ有効に執行されているかを確認し、指導を受ける監査が行われました。監査は次の4つの観点で帳簿類や実際に購入した備品などを確認していただきました。
・合規性(法令等に合っているか)
・経済性(無駄な支出はないか)
・効率性(より少ない経費、労力で成果をあげているか)
・有効性(目的に見合った成果をあげているか)
帳簿のページをめくるたびにドキドキ、質問をされるたびにドキッとしましたが、
「適切に処理されています」
との言葉をいただき、ほっと胸をなで下ろしました。
これからも、大切な予算を大切につかっていきたいと思います。
今朝の登校風景(11月21日)
日に日に、起きたときに寒さを感じるようになってきました。それにともない、子どもたちの登校の様子もウインドブレーカー、手袋、ネックウォーマーと少しずつそのアイテムが増えてきました。
今日から期末テスト前の部活動中止期間に入りました。いつもは部活動の朝練習を行う1・2年生と、それがない3年生とで登校時間帯が分散されるのですが、この期間は3つの学年の子がほぼ同じ時間に登校します。
そこで心配されるのが、その混雑ぶりです。もっと言えば子どもたちの自転車に乗るマナーといってもよいかもしれません。歩道いっぱいに広がったり横断歩道でないところで道路を横切ったりすることで、これまでもそこを利用される方々にご迷惑をおかけし、時にはお叱りの電話もいただきました。学校でも朝礼や学年集会、各学級のSTなど、機会あるごとに話をしています。そこで、今日の様子は…、というと。写真をご覧いただいてもお分かりのように、歩道の車道寄りをほぼ一列になって走っていました。後ろの方までずっと、歩道の半分をしっかり空けていることがお分かりいただけると思います。もちろん、学校の近くだから、カメラを構えているから、というのもあると思いますが、以前に比べ、子どもたちの自転車に乗る時の意識はずいぶんよくなっていると思います。これが「いつでも、どこでも」という状況になることをめざします。
話は変わりますが、昨日行われた市PTAの秋季研修会の冒頭に、市教委の方から「もし、自転車事故の加害者になってしまったら…!?」という資料で、万が一に備える保険加入を、という話がありました。マナーとともにこういう備えもしておきたいものです。