かぜの予防に(11月28日)

暦の上では小雪が過ぎ本格的な冬ですが、今日・今日と暖かい日となりました。しかし、明日以降はまた気温が下がるとのことで子どもたちの体調が心配されます。
 
冬は寒さと同時に空気の乾燥が風邪やインフルエンザ、のどの痛みなどの大敵と言われています。まだこの冬はつけていませんが、夏に設置されたエアコンは当然暖房もできますので、これまでの石油ストーブに代わりそちらを使用します。そうなるとこれまで以上に教室内の空気が乾燥します。
そこで、保健委員会の取組のひとつとして「濡れタオル」を教室にかけるのが今日から始まりました。今年は、より保水性の高いタオルにし、その効果に期待しています。朝、保健委員が冷たい水でしっかり濡らし、あまり強く絞らない状態でハンガーにかけ、教室に吊るしました。
もちろん、濡れタオルだけでは万全ではありませんので、放課時には換気をしたり一人一人がうがいや手洗いをすることで、風邪の予防が高まると思います。
 
ちなみに、石油ストーブは、空気中の酸素(O2)を使って石油(CnHm)を燃やすと、
4CnHm+(4n+m)O2→4nCO2+2mH2O
となり、CO2(二酸化炭素)とH2O(水)が発生しますが、エアコンは酸素を燃やしていないので水は発生しません。ですから、エアコン暖房の方がより乾燥します。
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