「アンガーマネージメント」という言葉を聞いたことがありますか?
「アンガー」=怒り
「マネージメント」=管理・経営
と訳すことができますが、今日、弥富市小中学校PTA連絡協議会秋季研修会で、「家庭・職場で役立つ イラっとしたときの処方箋」と題してご講演をいただいた濱崎明子氏は、マネージメントを「後悔しない」と訳されました。感情に任せて怒りをぶちまけることは、対象となった人はもちろん、怒りを発した本人にとってもよいものではありません。そこで、その怒りで後悔しない方法やそこに働く心の動きなどを分かりやすくお話いただきました。
○怒るを理解する
→怒る前には感情があるので、6秒待って冷静に伝える
○目指す未来を考える
→相手にどんな人生を歩んでほしいか
○自己肯定感を高める
→話は黙って聞き、気持ちに寄り添う
また、叱る時のNGワードは、
・過去を持ち出すこと
・「絶対」
・「ちゃんと」
・「なんで」
などだそうです。聞いてハッとした参加者も多かったようです。すぐにうまくはできないかもしれませんが、少しずつ意識して子どもや家族と接していきたいと思いました。
市P連秋季研修会(11月20日)
幼保小中合同避難訓練(11月20日)
「地震が発生しました!全校生徒・職員は運動場へ移動してください!」
10時に地震の揺れから自分の体を守る「シェイクアウト」の体勢をとっていた子どもたちは、この指示で運動場への一次避難を行いました。600人もの中学生が落ち着いて決められた避難経路を使って避難を終えるまで5分30秒でした。
そこで待機をしていると、次に、
「先ほどの地震で大津波警報がこの地方に発令されました」
の状況説明があり、その後、校舎内の安全が確認できたということで、全員が3階へ移動する二次避難を始めました。この時、学区にある大藤保育所・はばたき幼稚園・大藤小学校の子たちも、地域で一番高い建物である弥富中学校へと避難を始めていました。
小さな子は乳母車に3・4人ずつ乗せ学校まで避難してきました。そして、電気がストップしていることを想定し、3階までは一人ずつおぶっての避難となりました。子どもたちの安全を見届けた中学校の先生たちも一人ずつ園児をおぶって階段を上がりました。
こうして、3階の教室や廊下に1000人を超える子どもたちが無事に避難することができました。実際にあってほしくないことですが、万が一に備え、地域で大切な命を預かる者たちが連携をとってこうした訓練を継続していきたいと思います。
教育相談(11月19日)
5時間目。廊下に1組の机といすが運び出されました。自習している教室の中の様子が見える側に担任が、それと向かい合うように子どもが座り「教育相談」が始まりました。
ひと言で教育相談と言ってもその内容はさまざまです。3年生のこの時期はどうしても進路が中心となります。
「コンコン」
「はい、どうぞ」
「失礼します」
入試の面接で生かせるように、この機会を利用して教室からそのいすに座るまでの練習をしているクラスもありました。
「どれくらい勉強しているの?」
そんな会話が聞こえました。
一方、1、2年生は勉強もですが、
「どう、最近、気になっていることはない?」
と友人関係や部活動など、子どもたちが抱えていることに目を向けています。もちろんこの教育相談で一人にかけることができる時間はとても短く、この中で解決することは無理ですが、「先生に相談すればいいんだ」「先生、気にかけてくれてたんだ」と思ってもらうことで、また別の機会に、
「そういえば、あのこと、どうなった?」
と声をかけることもできます。今日から始まった教育相談がそんなきっかけになることを願っています。
朝礼(11月19日)
今日も朝礼で多くのこの活躍を紹介することができました。特に、今日は「書写コンクール」の入選以上の子の表彰がありましたので、多くのこの名前が呼ばれました。それを聞いていて、「うん、うん」とうなずける子もいましたが、中には「残念だなぁ」と思うような返事の子もいましたので、その後の講話ではそのことを話しました。
↓
11月19日朝礼校長講話
スポーツ雑誌に載ります!(11月16日)
今日の朝の部活動はいつもと少し違った光景がありました。野球部がユニフォーム姿で練習をしていたのです。
実は、これは「standard愛知」という雑誌の撮影のためです。この雑誌は愛知県のアマチュアスポーツを中心に取り上げ、隔月に発行されている雑誌で、その12月末発行号に弥富中学校野球部が載ることになりました!この号は「愛知県の中学生少年野球大特集」という企画で、先月に行われた「第10回全日本少年春季軟式野球 愛知県大会」のベスト16に残ったチームにということで声がかかりました。弥富中学校は海部地区で優勝し、この県大会に出場し、惜しくも1回戦で結果的に準優勝した滝中学と対戦し、2対3で惜敗をしました。昨年のレギュラーが多く残っていて前評判の高かった滝中学に対しサヨナラ負けというとても悔しい思いをした野球部の子たち。しかし、悔しさと同時に、日々の練習をまじめにしっかりすればこのような大きな大会に出られるという手ごたえをつかんだ大会でもありました。
そして、今回の雑誌への掲載。ユニフォーム姿で朝練習する野球部の子たちは、とても誇らしげに見えました。