昨日に続き猛暑となった今日、愛知県下各地で東海大会が行われ、弥富中からは陸上と水泳で選手が出場しました。少し長くなりますが、お読みください。
陸上のトップバッターは女子4×100mリレー。海部地区、西尾張地区の大会で大会記録を塗り替え、県大会でもベスト記録を出して、エントリータイムでは8番目という堂々の出場です。
予選1組2レーンで上々のスタートを切り、パトンもしっかりとつながって、50秒87でゴール!3位でした。上位2着までと全体の7・8番目が決勝進出となるため、他の組の結果を待ちます。2組目の3着は50秒55。ひと枠奪われました。3組目。かたずをのんで見守る電光掲示板に表示された3着のタイムは、50秒73。
「あぁ〜」
という声がもれました。しかし、最高の仲間とこんな大舞台で走れた喜びは、しっかりと心に刻まれたことでしょう。
次に走った1年1500mの高嶋くんの様子がいつもと違います。いつもなら最初から飛ばし、途中抜かれても驚異的な粘りでくらいついていくのがいつものパターンなのですが、今日は集団の真ん中あたりに位置をとっています。この暑さから、前半を抑え気味にして先頭についていく作戦か?と思っていると、そうでもないようです。いつになく上半身が前のめりになり苦しそうです。ラスト1周の鐘が鳴ってもペースが上がりません。それどころか、後ろの集団に吸収されそうです。しかし、残り200mあたりから一気にペースを上げました。みるみるうちに前の選手を抜き、5着でフィニッシュ!見事、決勝進出を決めました。
レース後に聞いたところによると、高嶋くんは先日のレースで足を痛めていたそうです。万全な状態でない中での決勝では悔しい9位となりました。でも、彼は1年生。必ずこの経験をプラスにしてくれることでしょう。
数々の好成績を収めてきた100mの大城さんが、エントリータイムでは8傑にも入っていません。それだけレベルの高い種目だということが言えます。大城さんは予選1組。いつもの走りで12秒59。しかし順位は4位。各組の2位とプラス2名までが決勝に残るという中で、非常に厳しい結果です。残り二つのレースの結果を祈るように待ちます。2組目。3位の記録は12秒73。「よしっ!」可能性が残りました。そして3組目。3位の記録は12秒65。この瞬間、大城さんの予選通過が決まりました。
決勝は大一番に強い大城さんの本領を発揮し、見事4位入賞しました。
瑞穂から少し南へ行った日本ガイシプールでは、坂元くんの200mバタフライのレースが行われました。午後のレースですが、朝一番に会場入りをしアップを入念にしていました。部がないため、いつものことですが、自分自身で気持ちを高めレースにピークをもっていくことが要求される孤独な戦いです。最終組の3コース。水泳は最終組の真ん中のコースから速い順にコースが決められます。坂元くんの記録がいかによいものなのかがここからも分かります。レースは県大会の反省を生かして、前半を少し抑え気味に入りました。坂元くんの泳ぎは大きくとてもダイナミックでした。ラスト50mの折り返しからスパートをかけますが、前を行く他の選手をなかなかとらえられません。しかし、2分15秒46で7位入賞を果たしました。応援にみえていたお母さんによると、それまで負けてもけろっとしていた坂元くんが、県大会で全中の記録を切れなかった時に、初めて悔し涙を流したそうです。憧れが手の届く場所に変わった瞬間です。きっと、これから伸びていくと思います。
陸上のトップバッターは女子4×100mリレー。海部地区、西尾張地区の大会で大会記録を塗り替え、県大会でもベスト記録を出して、エントリータイムでは8番目という堂々の出場です。
予選1組2レーンで上々のスタートを切り、パトンもしっかりとつながって、50秒87でゴール!3位でした。上位2着までと全体の7・8番目が決勝進出となるため、他の組の結果を待ちます。2組目の3着は50秒55。ひと枠奪われました。3組目。かたずをのんで見守る電光掲示板に表示された3着のタイムは、50秒73。
「あぁ〜」
という声がもれました。しかし、最高の仲間とこんな大舞台で走れた喜びは、しっかりと心に刻まれたことでしょう。
次に走った1年1500mの高嶋くんの様子がいつもと違います。いつもなら最初から飛ばし、途中抜かれても驚異的な粘りでくらいついていくのがいつものパターンなのですが、今日は集団の真ん中あたりに位置をとっています。この暑さから、前半を抑え気味にして先頭についていく作戦か?と思っていると、そうでもないようです。いつになく上半身が前のめりになり苦しそうです。ラスト1周の鐘が鳴ってもペースが上がりません。それどころか、後ろの集団に吸収されそうです。しかし、残り200mあたりから一気にペースを上げました。みるみるうちに前の選手を抜き、5着でフィニッシュ!見事、決勝進出を決めました。
レース後に聞いたところによると、高嶋くんは先日のレースで足を痛めていたそうです。万全な状態でない中での決勝では悔しい9位となりました。でも、彼は1年生。必ずこの経験をプラスにしてくれることでしょう。
数々の好成績を収めてきた100mの大城さんが、エントリータイムでは8傑にも入っていません。それだけレベルの高い種目だということが言えます。大城さんは予選1組。いつもの走りで12秒59。しかし順位は4位。各組の2位とプラス2名までが決勝に残るという中で、非常に厳しい結果です。残り二つのレースの結果を祈るように待ちます。2組目。3位の記録は12秒73。「よしっ!」可能性が残りました。そして3組目。3位の記録は12秒65。この瞬間、大城さんの予選通過が決まりました。
決勝は大一番に強い大城さんの本領を発揮し、見事4位入賞しました。
瑞穂から少し南へ行った日本ガイシプールでは、坂元くんの200mバタフライのレースが行われました。午後のレースですが、朝一番に会場入りをしアップを入念にしていました。部がないため、いつものことですが、自分自身で気持ちを高めレースにピークをもっていくことが要求される孤独な戦いです。最終組の3コース。水泳は最終組の真ん中のコースから速い順にコースが決められます。坂元くんの記録がいかによいものなのかがここからも分かります。レースは県大会の反省を生かして、前半を少し抑え気味に入りました。坂元くんの泳ぎは大きくとてもダイナミックでした。ラスト50mの折り返しからスパートをかけますが、前を行く他の選手をなかなかとらえられません。しかし、2分15秒46で7位入賞を果たしました。応援にみえていたお母さんによると、それまで負けてもけろっとしていた坂元くんが、県大会で全中の記録を切れなかった時に、初めて悔し涙を流したそうです。憧れが手の届く場所に変わった瞬間です。きっと、これから伸びていくと思います。