春耕(2月13日)

今日も北風は冷たく、山に雪があることを知らせてくれています。しかしそんな中でも、季節は少しずつ春に近づいているようです。
子どもたちが授業に集中し、学校中が静寂に包まれている時に、耳をすますとエンジンの音が聞こえてきます。窓から周りを見ると、学校の東の畑にも北の畑にも真っ赤なトラクターがその音を響かせて、大きな鋤(すき)を土に食い込ませ耕していました。トラクターの後ろには鳥たちが後を追うように列を成しています。おそらく、耕された土の中にいる虫をついばんでいるんでしょう。こうして、学校の周りでは春に備えて準備が着々と進んでいます。
周りだけではありません。子どもたちも明日からの学年末テスト・卒業テストはもちろん、その先にある「進級」という春に向けて学習面も生活面もしっかり掘り起こしています。この準備をしっかりすることが、実りの秋への大切な第一歩ですから。