水泳の授業(6月29日)

子どもたちの声と水しぶきの音が今年も、市民プールにこだまする時期になりました。
 
今日から、体育の授業は「水泳」になり、プールのない弥富中の子たちは、市のバスを出していただき、そこで授業を行います。通常の50分間では着替えと往復の時間で終わってしまうので、水泳が始まると、体育の授業だけは特別の時間割りをつくり、2時間通しの授業になります。ですから、小学校や他の中学校と比べると日数は少なく感じますが、入水する時間はきっちりと確保できています。そして何よりも、弥富市の市民プールはガラス張りの屋根が開閉できる構造になっているので、温水プールではありませんが風や雨の影響をあまり受けずに、小学校のように天候による中止はほとんどありません。ありがたいことです。
 
今日は1年ぶりということもあり、水慣れが中心で、徐々に、「蹴のび」「ばた足」「プル(手のかき)」などを思い出しながら行いました。見学している子もビート板を準備するなどの補助をしながら授業に参加していました。

子どもたちの安全のために(6月28日)

一昨日に富山市で起きた、拳銃を持った男が小学校の敷地内に入りそこに居合わせた警備員の方を殺害した事件は、お子さんをおもちの保護者の方々、そして私たち学校関係者にとってとても衝撃的かつ重大なこととして受け止めています。
校内でもあらためて、子どもたちの安全を確認していたところに、昨日、中日新聞社よりお電話があり、学校の取組についてお尋ねがありました。尾張の各市町村教育委員会にも取材をされる中で、本校がその対策のひとつとしてインターホンを設置しているということで、その写真を撮りにみえました。弥富中学校では、子どもたちが在校中は門はすべて施錠してあり、来校者はインターホンでその用件をお伝えいただくことにしています。インターホンにはカメラが付いており、職員室で内容と画像で確認をとり遠隔操作で開錠しています。結果としてひと手間かけることになっていますが、子どもたちの安全のためと、ご理解いただいていると思っています。
 
先週の登校時の地震とあわせて、今一度、子どもたちの安全について高い意識をもって臨みたいと思います。

部活動壮行会(6月28日)

私たち、弥中生一同は、
弥富中学校の代表として
部活動に最後まで
悔いのないように取り組みます。
今まで3年間、頂点をめざし
支え合い、励まし合いながら
仲間との絆を深め合い
自分を高め
毎日の活動に取り組んできました。
部活動の終わりに向けて
今まで支えてくださった
先生方や外部コーチ、そして、家族や仲間
練習に必要なグランドや道具の一つ一つ
全てに対する感謝の気持ちを胸に
自分を信じ、仲間を信じて、
この夏の太陽に負けず、
全ての部活動が
最後に笑えるよう
日頃の練習の成果を発揮し
最後まで戦い抜くことを誓います。
 
平成30年度 部活動代表
 
 
すべての部のキャプテンが言葉を繋いだ選手宣誓。受けていて鳥肌が立ちました。それもそのはず、ありきたりの言葉ではなく、自分たちのこれまでの部活動を思い起こし、この夏の集大成に向けての思いを一人一人が言葉にし、それを繋いだ宣誓ですから。きっと、まっすぐ伸ばした腕、大きな背中を見ていた後輩たちも感じるものがあったことと思います。
さぁ、弥中生の夏がもうすぐそこです!

全力で(6月27日)

期末テスト最終日。昨日の3教科をうまく乗り切った子は、「よしっ、今日も!」という思いで、ミスをしてしまった子は「今日こそは!」という思いで今日のテストに臨んだことでしょう。子どもたちの気を散らさないようにそっと教室を回っていくと、ピーンと張りつめた緊張感が漂っていました。聞こえるのは、ペンの走る音と、教室を吹きぬける風が揺らす問題用紙の音だけです。
 
そんなテストに全力で向き合った子どもたちは、午後には、久しぶりの部活動に、これまた全力で取り組みました。STを終え、外に出た子たちはまず空を見上げ、まぶしそうに目を細めました。そして、ひと言、
「暑い…」
言葉に元気はありませんでしたが、ひとたびスイッチが入れば、やはりそこでも全力の姿が。そんな子どもたちを、梅雨の黒い雲と、夏の入道雲が並んで見ていました。
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弥中あるある(6月26日)

弥中ならではの話題をふたつ。
 
【その1】
今朝、登校指導をしていると、1年生の女の子が列から離れ近寄ってきました。目はとても不安そうにこちらを見ていました。
「どうした?自転車が調子悪い?」
と尋ねると、
「いいえ。何かが飛んできて…」
と消え入りそうな声で答えてくれました、
「肩にとまったんです…」
見ると、セーラー服の襟にカミキリムシが!いきなりそう言うと、よけいに不安になるといけないので、
「あ、虫だね。カミキリムシがとまっているよ」
と優しく伝え、それを襟からはずそうとしましたが、
しっかりと襟に爪をかけしがみついているので、なかなかとれません。無理にはがしてカミキリムシの足がとれてしまってもいけないので一本一本ゆっくりとはがし草むらに逃がしてあげました。
 

【その2】
学習相談で残っていた子たちの帰った2時過ぎに、校内電話が鳴りました。
「ヘビです!ヘビがいました!」
どこに出たかということも言わずに電話は切れましたが、職員室から出たらそれはすぐに分かりました。
「きゃー!」
という声がしたからです。そして、そこではすでに男の先生が長い柄のほうきを手に、ヘビを外へ掃き出そうと“格闘”していました。
最後は、学校の外の田に逃がしましたが、それを見ていたある人が、
「そんなもん、しっぽを持ってぐるぐるっと回して」
と言いました。(誰かはあえて言いませんが(笑))
 
以上、「弥中あるある」でした。