教室を回っていると、黒板の左側でゆらゆらと揺れるものがあります。タオルです。触ってみると湿っています。
これは冬になり風邪がはやる季節となったために、教室に湿ったタオルをかけようという保健委員会の取り組みのひとつです。ご存知のように、風邪は空気中を伝わって感染します。寒くなったからといって閉め切ってある教室内はそれにうってつけの状態です。ですから、休み時間ごとに窓を開け換気をするのは有効な手立てです。さらに、適度な湿度があるとその感染力は落ちるので、このような濡れタオルをかけていくことも効果的です。
学期の締めくくりの12月になりました。風邪やインフルエンザにかかることなく、子どもたちが元気に終業式を迎えられることを願っています。