エンドカレー(3月23日)

「エンドカレー」
今日の献立名です。これを見た子たちからは、
「えんどう豆が入っているの?」
「インドカレーの間違いじゃない?」
と声があったそうです。
 
その答えは、給食の時間に…。
いつもは音楽が流れるスピーカーから栄養士の吉川先生の声が。
「今日の献立は『エンドカレー』です」
と、献立に込められた思いを伝えてくれました。
「育ち盛りのみなさんにとって、食べるということはとても大切です。
しっかり食べることで、健康な心や体がつくられます。
弥富中の子は毎日残さず食べてくれ、調理員さんたちも喜んでいます」
そして、最後に、
「今日までいっぱい食べてくれて、ありがとう」
と、深々とマイクに向かって頭を下げました。
 
 
吉川先生は今年で定年退職を迎えます。
「エンドカレー」は、これまで給食を通して子どもたちと接してきた栄養士としての「エンド」です。
おいしい給食をありがとうございました。

締めくくり(3月23日)

明日の修了式を控え、今日はどの学年も一年間の締めくくりをしました。1・2年生はそれぞれ学年集会を行い、先生たちからやクラスの代表がこの一年を振り返っていました。また、振り返るだけではなく、4月からの新しい学年へ進級する心がまえなどにもふれ、意を強くした時間でした。

1・2年生が集会をしている時、3年生の先生たちの姿は教室にありました。誰もいない教室ですが、ひとつずつ順番に机やいす、黒板などを見て回っていました。意を強くし、希望を抱いて進級してくる子たちに、それにふさわしい教室を準備してくれていたのです。
こうして、弥富中学校の一年はまもなく終わりを迎えようとしています。

市制10周年カウントダウン(3月22日)

今年度の授業も残すところあと今週のみとなり、それぞれの学年が一年の締めくくりに余念がありません。
1年生の廊下には「こんな先輩になりたい」というひと言メッセージが貼られています。「先輩」と呼ばれる日まであと少し。ただ、学年がひとつ上がっただけではなく、心も体もそう呼ばれるにふさわしい2年生に進級してほしいものです。そんな1年生が市制10周年カウントダウンに登場しました。「あと10日」と掲げるその先には、「先輩」となった自分たちの姿が見えているはずです。
 
そんな決意を象徴することがありました。
先週1年生は、学年レクリエーションを行った翌日に、今度は学習面で競う学力コンクールを行いました。30点満点だったそうですが、学年平均は29点を上回ったそうです!一人一人の気持ちが前を見据えている表れです。
 
 
※弥富市ホームページのカウントダウンは毎日変わっていきますので、後日、上のリンクをクリックしても1年生の画像は表示されず、その日のカウントダウン画像となります。さかのぼってご覧になる場合は、市のホームページのカウントダウン画像の下の「1」をクリックしてください。一覧が表示されます。

生徒総会(3月18日)

後期生徒総会が行われました。もちろん会を運営するのは生徒会執行部です。
例年は半期の活動報告と次に向けての反省と課題を報告する場となっているのですが、今回は少し違いました。
生徒会会則改正という重要な議題があったのです。
弥富中の生徒会は「生徒会会則」にのっとって行われています。それは会員である生徒全員がいつでも見ることができるように生徒手帳に載っています。
しかし、実際にそれを意識して生徒会活動が行われているかというと、残念ながらそうではありません。「例年通り」という流れで進んでいるのが実態です。そんな年月が流れていくうちに、実態とずれが生じている部分がいくつか出てきました。
・委員会の構成人数が違う
・委員会の名称が分かりにくい
・財務を扱っていない
この3点を見直す修正案が執行部から提案され、生徒会会則第31条に従い、先日の生徒議会で3分の2、今日の生徒総会で4分の3以上の賛成が得られました。
その数もそうですが、総会に臨む生徒たちのしっかりとした姿勢、執行部の熱意を感じましたので、校長として承認しました。これを職員会議にはかり、4分の3以上の承認が得られれば施行となります。
自分たちで会則を変えていく。貴重な体験ができました。

15の春 ー先生編ー(3月17日)

子どもたちがそれぞれの学校へ出向き、合格発表に一喜一憂している、ちょうどその頃、学年主任と進路指導主事は「一括受領」といって、学校分の結果をまとめて受け取りに名古屋に行っていました。
必需品は「はさみ」。受け取った封筒をすぐに開け、持っていった受検番号一覧と確認しながら印をつけていきます。
 
そして、10時50分を回った時、学校の電話がなりました。速報です。学校に待機していた担任がすぐに受話器を取り、合否の結果をおうむ返しします。すると、そばにいる別の担任が一覧表に印をつけていきます。
「よしっ!」
「お、受かった!」
「よかったぁ」
豊富なデータをもとに、これまで子どもたちと向き合い、進路指導をしてきました。しかし、試験は水ものです。集まり具合やその日の体調などで「絶対」ということは決してありません。だからこそ、万が一のことを想定しながら志望校を決めてきました。
 
15の春は職員室にも暖かな風を吹き込んでくれました。