「緊急地震速報、緊急地震速報」
8時50分。突然、アナウンスが流れました。8時55分から始まる終業式のために、約3分の2のクラスがもうすでに体育館に入り、残りのクラスが渡り廊下を歩いている時でした。
時間が止まったような瞬間があり、子どもたちは今の状況を把握するためにきょろきょろとしました。しかし、誰一人として口を開く者はいません。すぐに、その場に腰をおろし、頭を抱える姿勢をとりました。引率してきた担任も、子どもたちの様子を見ながら同じようにしゃがみました。どれだけその姿勢をとっていたでしょうか。きっとそんなに長くはなかったと思いますが、気分的には長く感じました。
「先ほどの緊急地震速報は、東北地方で起きた地震のものでしたので、このあたりではありません」
というアナウンスが流れ、ふぅっと大きく息を吐きました。
とっさのことでしたが、子どもたちのとった落ち着いた行動、自分の身を守る行動、それができたことを大変うれしく思い、その後の終業式の話の中でもふれさせてもらいました。後で、市教委より、「気象庁が流す電波をこの地方へも流してしまったため」という説明がありましたが、よい訓練になったと思っています。
緊急地震速報!(7月20日)
スクールカウンセラーだより(夏休み号)
新チーム発足(7月19日)
雲ひとつない青空のもと、部活動の朝練習に向かう子どもたちをセミ時雨が包み込みます。
いつもの時間に始まった朝練習ですが、その様子はいつもと違っていました。そう、日曜日で海部地区大会のすべてが終わり、その結果を受けて、西尾張大会へ向けてもう一度ギアを入れ直した部がある一方、2年生と1年生の新チームとして動き出した部もあります。
ソフトテニス部、野球部は、いつもより時間をかけて顧問が子どもたちに話をしていたように思います。それを聞く真剣なまなざしがとても印象的でした。ハンドボール部の女子は、コート上に整列していました。北側に1・2年生が体操服姿で、南側に3年生が制服姿で並んでいました。3年生の手には色紙が。そこには下級生からのメッセージが記されていました。それをじっと見つめる3年生。3年生のその姿を見て、ハンカチで目を押さえる下級生。時間がゆっくりと流れているように感じました。3年生からも一人一人に手紙を渡したあと、
「整列」
と、キャプテンの声。皆でともに過ごしたコートの上でお互いに向き合い、
「ありがとうございました!」
深々と頭を下げたそのはるか遠くに、彼女たちの日々の練習をずっと見守ってくれていた多度山が、今日も変わらずそこにありました。
海部地区大会大健闘!ー17日の結果ー(7月17日)
9日の初日こそ雨で水泳以外の競技が順延したものの、今日、海部地区大会のすべての競技を終えることができました。連日、会場で大声援を送ってくださった方、ご家庭で子どもたちの健康管理やお弁当を作って送り出してくださった方、誠にありがとうございました。ご家庭の応援と、仲間との絆で子どもたちはすばらしい活躍を見せてくれました。もちろん、相手もこの大会に照準を合わせてきますから、結果を残すことは容易ではありませんが、もてる力を出し切るという目標は達成できたと思います。
今日の結果は、この通りです→地区大会17日結果
学校では、3年生が引退し新チームとして動き出している部もあります。また、上位に入賞して西尾張大会へとさらに練習を重ねる部もあります。さらなるご支援をお願いします。
海部地区大会16日の結果(7月16日)
海部地区大会も屋内競技が始まり、各会場で熱戦が切り広げられました。
今日は学校待機の職員も会場へ出向いていたため、先週のようにリアルタイムで戦況をお伝えすることができず、申し訳ありませんでした。
先週もそうでしたが、どこの会場も選手どうしで大きな声をかけ合い、士気を鼓舞している姿がありました。また、その姿を温かく応援してくださる保護者の大声援にも後押しされ、子どもたちはもてる力を発揮しました。
今日の結果は次の通りです。→地区大会16日結果
なお、明日も途中経過をお伝えすることは難しいと思いますので、ご了承ください。