季節を楽しみながら(12月20日)

  弥富中学校の校内を歩くと、いろいろなところにクリスマスの雰囲気を感じるものがあります。
  来賓玄関には、ポインセチアやシクラメン、リースやサンタの人形などで飾られていて、クリスマスムードがいっぱいです。
  コミュニケーションホールのピアノのところには、大きなツリーとLEDランプのツリーがあります。
  その他、職員室の前のホワイトボードや棚、各学年のMR前の棚などにも松ぽっくりで作ったツリーや、リースなどが飾られています。

  いよいよ私立・専修学校の願書の下書き・清書に取りかかっている3年生にとっては、「クリスマスどころではない!」と思う生徒もたくさんいるかもしれません。進路で大変なときだからこそ、季節や行事を楽しむ心の余裕を少しだけもって欲しいと思います。
 
ちなみに明日は1年で一番昼間の時間が短い「冬至」です。冬至にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入ると良いと言われています。その理由はまた明日書きますが、日本には季節に合ったさまざまな行事があります。そんな伝統的なことも楽しみながら、毎日を充実させられるとよいですね。
クリスマス2 クリスマス1

からだとこころの通知表(12月19日)

いよいよ2学期も最終週になりました。終業式には通知表を手渡しますが、今日は、それよりもひと足早く「からだとこころの通知表」を手にしました。
 
これは保健委員会の取組で、自分自身の体や心に目を向け、自分自身を理解するきっかけにし、健康な生活を意識しようとするものです。朝礼の後、保健委員長からそのねらいを全校のみんなに説明し、教室でそれに取り組みました。2枚1組になっていて、ひとつが「チェックシート」です。「毎日朝ご飯を食べている」などの10項目のからだチェックと、「穏やかな気持ちでいることが多い」などの10項目のこころチェックです。それを一つ一つ答えていき、点数化していきます。そして、その点数を「からだとこころの通知表」に転記し、そこに記されているアドバイスを読みます。
慌しく過ぎた2学期。「慌」という漢字は、「りっしんべんに荒」と書きます。りっしんべんは「心」を表します。つまり、慌しいとは、心が荒れることを示します。慌しさの中で知らず知らずのうちに心が荒れてはいないでしょうか。ちょっと立ち止まって自分自身を見つめるよい機会となりました。

朝礼(12月19日)

12月19日朝礼

テニスコート改修(12月16日)

冷たい北風が吹き付けるテニスコート。運動場の改修工事と同時進行で、こちらの改修工事も少しずつ進められていました。
テニスコートは、運動場のような水はけが悪いという問題ではなく、北風や子どもたちの日々の練習により土が少しずつ削られている状態でした。そのコートに引いてある白線は運動場のトラックのような石灰で引いてあるのではなく、ラインテープと呼ばれる切れにくいビニールテープを鋲で打ち込んで固定してあります。ですから、土が削られたことにより、その白線との間にすき間ができ、そこに足をとられるなどの危険が生じていたのです。
まずそのテープを全部取り外し、大きな重機でコートをならし、凹凸をなくしました。そして、今日、真っ白な新しいラインテープを打ち直してみえました。そこにテニスボールが軽やかに弾む日も、間近です。

調理実習(12月15日)

  午後の校舎。2階から3階に上がってくると、なんだかいい香りがしてきます。その香りのもとは、調理室からでした。

  中を覗くと、バンダナを頭にかぶり、マスク、エプロン姿のI・J組の生徒の嬉しそうな顔。今日は、調理実習です。献立は「おにぎり」と「豚汁」です。2台の炊飯器からは湯気があがっていました。一番最初にお米を研ぎ炊飯器にセットしたのでしょう。
  子どもたちは、包丁で豚肉を切り、大根をいちょう切りにしています。交代交代でみんなで体験します。最初は恐々でしたが、少しずつ包丁の音がリズミカルになってきました。次に小鍋にお湯を沸かしながら、こんにゃくを切っていきます。切れたら鍋に入れ、その後ざるで湯を切ります。「こんにゃくの臭みをとるんだよ」と先生。みんな「ふ~ん」という顔。その後にんじん、ネギを切り材料の準備完了。
  いよいよ豚汁づくりにかかります。一人がレシピを片手に読み上げます。大鍋にお湯を沸かし豚肉を入れ、灰汁を丁寧にすくい取り、その後ネギ以外の材料を投入し、だしの素を入れて煮ます。野菜に火が通ったところで、味噌をだし汁で溶かしながら入れます。味見をしながら足していきます。「うん、丁度良い味!」最後にネギを入れました。
 「どうしてネギは最後なの?」「ネギの青さを残すためだよ」「ふーん」

 炊きあがったご飯にふりかけを混ぜ、ラップに付け分けます。一人一人自分のおにぎりをにぎります。三角ににぎるのは、意外に難しい・・・・。
いよいよ会食。「おいしい!」と言いながら、顔をほころばせています。ついさっき給食食べたよねえ?「豚汁のおかわりは、他の班のを食べても良いですか?」と他の班の豚汁もおいしくいただき、大きなお鍋3つ分の豚汁は空っぽになりました。

  「意外と簡単なんだね」「家でも一回作ってみよう」との声。
  子どもたちの顔が誇らしげで、見ているこちらの心もほっこりしました。
調理1 調理2
おにぎり 味噌汁