少し前の話になりますが、一般社団法人海部津島青年会議所からの依頼であまつしま体操の発表に吹奏楽部が協力をさせていただきました。これは「あまつしまの未来へ」というテーマのもと、お年寄りから子どもまで幅広い世代がつながり、この地域を愛する気持ちを高めようという活動の一環でつくられたオリジナルの体操で、中京大学の先生方の監修でつくられたものです。
そして、その啓発のためのプロモーションビデオもつくられ、今日、それを学校へお持ちいただきました。これからさまざまなイベント等で紹介されるそうで、そんな活動のお役に立てることをうれしく思います。
海部津島青年会議所のご好意により、そのPVを公開させていただきます。左の写真または上の「あまつしま体操」をクリックするとご覧いただけます。
(なお、ご使用の端末によっては再生できない場合もあります)
あまつしま体操に出演!(11月30日)
こんな先生に(11月30日)
昨日、道徳の授業法研修を行ったばかりですが、今日は弥富中を会場に今年先生になった新任の先生方の研修会が行われました。授業者は本校の11年目の先生です。私たちは毎日授業をしていますが、「よし、完璧!」というものはほとんどといってよいほどありません。毎回、「あの子のつぶやきを取り上げて話し合いを進めればよかった」「この資料を使えばもっと深まったなぁ」と反省することばかりです。それを少しでも改善するために、お互いで授業を見合ったり、昨日のように外部から講師の先生をお招きして研修したりします。
ですから、「模範授業」と言われると、もうそれだけでプレッシャーです。しかし、目を輝かせて来てくださった先生方のその姿勢に応えるためです。精一杯授業を展開してくれました。子どもたちも事前にそんな先生方が見にみえるということを聞いていたので多くの意見を出しました。ふと、教室の後ろの黒板に目をやると、
2時間目「道徳」ドキドキ いっぱい発表する
と書いてありました。いい先生になっていただくお手伝いはできたでしょうか。
学校評価をお願いします(11月29日)
今日、「学校評価」をお子さんを通して配布させていただきました。
これは、「ひらかれた学校づくり」の取組のひとつで、保護者や子どもたち、そして教職員も同じ観点で学校を見て、よい点やまだまだ不十分な点を明確にしようというものです。三者が同じ観点で回答するのは、それぞれの立場で見えているつもりが実際にはそうではなかったということがあるからです。
いただいた回答を集約・分析し、来年度からの学校づくりに生かしていきたいと考えています。またその結果はホームページ等でも公表させていただきます。ご協力をよろしくお願いします。
H28年度 学校評価設問
授業法研修会(11月29日)
6時間目の3年B組の教室は、こんな状態で授業が行われました。以前からお伝えしているように、本校では今年度道徳教育を中心に全教師で研究を進めています。その一環として今日は、岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇先生をお招きして、3年B組での道徳を全教師で参観した後に、授業法研修会を開催しました。
「生命の尊さ」について考えることをねらいとした今日の授業では、クラスの子どもたちの保護者の方々にも、お子様への「手紙」にご協力をいただきました。手紙を読んだ子どもたちの中には、涙を流しながら読む子も何人もいて、普段あまり向き合うことがないであろう自分や周りの人の「いのち」について、考えを深めることができたようです。
生徒の下校後には、今日の授業について全教師で話し合いました。また、玉置先生からも大変勉強になるご指導もいただくことができ、明日からの授業にも早速生かしたくなるような学びの多い有意義な研修会となりました。
ちなみに、玉置先生のゼミの学生2名も同行して来てくださり、授業参観、研修会だけでなく、下校指導にも協力してくださいました。下校する子どもたちは「誰だろう?」と不思議そうな表情を浮かべながらも、気持ちよく「さようなら」と挨拶していました。そんな生徒の素敵な姿から、「教師」という仕事に対する夢や希望を大きくしてもらえたのではないか、と感じる半日になりました。
kaizen(11月28日)
期末テストも今日が最終日。テスト前から今日までの部活動中止期間を利用して、朝の登校状況を見ていました。普段は3年生は朝練習がないので時間帯が違い、その分自転車の数も少ないので、3学年が同じ時間帯に登校するこの時期を重点的に観察しました。
左の光景はもうかなり定着してきたように思います。信号待ちなどで道いっぱいに広がることがあっても、徐々にこのように一列になり、特に、視界の先に対向する自転車や歩行者を見つけると、しっかりと車道側に寄ることができるようになってきました。以前に朝礼で話した時に比べると大きな成長です。
しかし、心のどこかで「先生が見ているからではないか」という気持ちがあり、ここ数日は、立つ位置を神社よりも北にして、そこを通り過ぎた後の様子も見守ることにしました。
すると、どうでしょう!目の前を、
「おはようございます!」
と気持ちのよいあいさつで通り過ぎた後も、その列は乱れることなく歩道の車道よりを走り、対向する人のために通路をあけているではありませんか!「この子たちはすごい!」と思うと同時に、疑った自分を恥じました。
自分たちの自転車の乗り方を知り、それが地域の方々にどれほど迷惑をかけているのかを知って約1か月。一人一人がどうしたらよいかを真剣に考え、「kaizen」してくれた結果です。
「kaizen」とは、ものづくりの業界で生まれた言葉ですが、誤りや欠陥を正し、よいよい状態にすることを言います。トヨタ自動車の生産方式がその代表で、今や世界にそれが広まっています。弥富中の子たちの自転車の乗り方も、世界に通用する乗り方だと胸を張って言えます。