不易(4月25日)

「不易と流行」という言葉があります。「不易」とは、時代を越えても変わらないもの、という意味で、時代とともに変わる「流行」とよく対比して使われます。いろいろな考え方や方法は時代とともにどんどん変わっていきますし、それをうまく取り入れることはとても重要です。しかし一方で、そういった流行に惑わされることなく、本質を求め続けるということも大切です。
 
今日は、そんな「不易」な授業を紹介します。左の写真は図書室での1年生の国語の授業です。机の上には分厚い「国語辞典」「漢和辞典」「古語辞典」がどんと置かれ、子どもたちはそれを懸命にめくって調べていました。今は電子辞書が普及し、ポケットに入るくらいのそれさえあれば、いとも簡単に調べることができる時代ですが、やはりこうして手や目を駆使して調べることで、定着度が違います。
もう一方は、3年生の数学の授業です。二人の数学の先生が赤ペンを持って、一人一人の解答を見て回っていました。そして、
「よし、正解!」
とすぐその場で丸をつけます。これは「丸つけ法」と呼ばれる手法で、子どもたちは自分の努力に対しすぐに評価してもらえるので、効果があるといわれています。
一見、地味な授業スタイルかもしれませんが、間違いなく子どもたちの力になる指導法です。
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どうしよう…(4月24日)

朝礼が終わった後、1年生は体育館に残りました。そして、1枚のプリントが配られ、部活動担当の先生が前に立ちました。
先週行った第2回部活動希望調査の集計結果が出て、調整が必要となったからです。もちろん、これは特別なことではなく、毎年行っています。保護者の方々が中学生の頃は、もしかしたら部ごとの定員が決まっていて、それを超えた場合はじゃんけんなどで決めていた時代だったかもしれませんが、今はそんなことはせず、基本的に本人の希望を優先します。しかし、優先するといっても、部員が多すぎて一度もユニフォームを着ることができなかったり、反対に少なすぎてチームが組めないことを理解した上での希望か、ということも考えなくてはなりません。
そこで、具体的に部ごとの希望人数を記したプリントを配り、多いところや少ないところに印をつけて、一つ一つ説明をしていきました。もちろん、この場で決めるということはせず、「よく考えて。考えても分からないときや迷うときは、先生に相談して」というアドバイスも送りました。
ぜひ、ご家庭でも相談に乗っていただけたらと思います。仮入部は金曜日から始まります。

朝礼(4月24日)

朝礼校長講話(4月24日)

授業参観&PTA総会(4月21日)

今年度最初の授業参観を行いました。授業が本格的に始まってちょうど1週間ほどたったところです。最初ということで、どのクラスも担任の授業を参観いただきました。新しいクラス、新しい先生の授業はいかがだったでしょうか。まだ“よそいき”のぎこちなさを感じたものの、時折笑い声も聞こえ、意見や班での話し合い活動なども声がよく出ていたように思います。前日のホームページでお願いしたように、教室の中まで入って掲示物などもしっかりご覧いただいている姿もあり、とてもうれしく思いました。
 授業参観のあと、学級PTAで担任からあいさつをさせていただき、すぐに場所を体育館にかえてPTA総会が行われました。28年度の活動ならびに決算報告につづき、29年度の役員・委員や活動計画、予算案などが承認され、新しい年度もPTA活動もスタートしました。今年度も、子どもたちを、また、弥富中学校をお支えいただきますようお願いします。

自分の体を知ろう(4月21日)

「一年の計は元旦にあり」
という言葉がありますが、学校は4月に新しい年度が始まるので、今がまさにその“一年の計”にあたります。ですから、それぞれの学級や学年、授業や部活動などのさまざまな場で、一年間しっかりできるようにと話し合いなどを進めてきました。
一年をしっかり乗り切るために必要なもうひとつが、「健康」です。いくら力があっても体調が万全でなければそれを発揮することはできません。そこで、学校では、4月が慌しいことは十分に承知していますが、「自分の体を知ろう」を今月の目標に掲げ、健康診断や各種測定などを行っています。ご家庭でもそのために事前調査や問診票等のご記入にご協力いただき、ありがとうございました。
今日はそのひとつである尿検査の提出日でした。健康のバロメーターにもなる尿。結果が出るのはもう少し先になりますが、おかしいなと思ったら医療機関への早めの受診をお願いします。