「手をついて、待ったなし」
行司の声に一瞬の静寂が訪れ、次の瞬間、ガツンという鈍い音が響きます。
永和中学校を会場に、海部地区相撲大会が行われました。先日の陸上大会と同じように、海部地区すべての学校が参加する大会です。もちろんどこの学校も特設の部を設け、限られた時間の中で練習をして臨んでいます。他の部のように練習試合もしたことがなく、どこの学校の誰が強いのか、というのもほとんどわからない、まさにガチンコ勝負です。
<予選リーグ>
対八開中 3勝0敗
対立田中 1勝2敗
対永和中 2勝1敗
相撲の団体戦はチームの勝ち数と個人の勝ち数で順位をつけます。この場合、「2勝6点」という言い方をします。実はこの成績を上回ったのが4校。うちと同じ勝ち点で並んだのが5校ありました。決勝トーナメントに進むことができるのは8校です。ということで、2勝6点の5校による同点決勝が行われ、甚目寺中に勝ち、見事、決勝トーナメントに駒を進めました。
<決勝トーナメント>
1回戦は予選リーグで負けている立田中。しかし、予選とメンバーを少し入れ替えたこともあり、見事勝利!続く準決勝の相手は、昨年度の個人優勝(結果的に今年も個人優勝した)子を擁する佐屋中です。3番とも手に汗握る取り組みとなり、2勝1敗で、ここも撃破しました。決勝では優勝候補のひとつと言われていた暁中に敗れましたが、見事な準優勝でした。