昨日の雪は積もりはしなかったものの、遠くの山々を真っ白に染めました。そこから吹く北風は、いつもにもよりも冷たくなりました。明日から学校をはじめ官公庁の多くは年末年始休業になります。学校の諸活動も今日が年内最終日となりました。部活動も、いくつかの部は昨日最終日となったところもありますが、最終日の今日も元気な声を出している部もあります。
そんな中、「大そうじ」をする姿も見られました。
部室の中のものを全部出し、そこをほうきではいたり窓を拭いたりします。また、部室とともによく使ったトイレのそうじもしてくれています。
「冷た~い!」
濡れた雑巾を絞る手がかじかみます。でも、自分たちの部活動を支えてくれた場所であり用具です。一年の感謝の気持ちを込めて、どの子もしっかりとそうじをしています。
インターネットが普及し、かつてのような古いしきたりも薄れてきた現代ですが、毎日使った物や場所に感謝しながらきれいにし、新しい年を清々しい気持ちで迎えるという「大そうじ」。大切にしたいものです。明日からはその学校もしばらくお休みです。ぜひ、ご家庭でも家族の一員として、大そうじに携わらせていただき、その中で子どもたちの成長を実感していただけたらと思います。
最後になりましたが、今年一年、弥富中学校の諸活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。子どもたち、ご家族のみなさまがよい年をお迎えになられることを職員一同お祈り申し上げます。
よいお年を(12月28日)
雨に濡れずに(12月28日)
3階の美術室の前に「創作テラス」があるのをご存知ですか?円形の吹き抜けは弥富中校舎の大きな特徴ですが、その3階部分の西側に美術室があり、東側にそのテラスがあります。ウッドデッキ仕様になっていて、美術室とは全面ガラスで仕切られているだけでとても開放的な空間です。
そこに手洗い場が2か所あるのですが、残念なことに屋根がありませんでした。天気がよい日はよいのですが、雨が降っている時は美術室からのそこへ行くのに濡れてしまい、やむなく教室前の手洗い場を使っていました。美術科の先生の強い要望もあり、この冬休みにそこに大きなひさしの屋根が2基設置されました。今日、ほぼそれが完成し、年明けに最終的な仕上げがされるとのことです。
子どもたちのためによい環境を整えてくださった弥富市に感謝いたします。
県大会出場!-金管八重奏ー(12月24日)
今日はクリスマスイブ。もうこの時間は、
「早く寝ないと、サンタさん、来ないわよ」
と言われて布団に入ったころでしょうか。
いえ、いえ、中学生は冬休みでも起きて宿題をしているはず(笑)
そんな起きてがんばっている弥富中生に、素敵なクリスマスプレゼントが届きました!
昨日・今日と2日間の日程で、犬山市民文化会館で行われた「愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会」に出場していた吹奏楽部の金管八重奏のチームが見事、県大会出場を決めました!
吹奏楽の大会の多くはその演奏に対し、審査員が「金賞」「銀賞」「銅賞」という評価をしてくださいます。もちろん、その「金賞」を得ることはとても難しいことですし、県大会への出場はこの金賞を受賞したチームから選ばれますので、まずはここをめざした大会でした。二日間あるうちの、弥富中は昨日(23日)に出場し、
・打楽器五重奏「光の隙間」-5人の打楽器奏者のために-
・フルート四重奏「コロラトゥーラ」
・金管八重奏「ピーコック・ブルー」
の3チームが出場しました。打楽器の5人は、まだ緊張感の張りつめた3番目の演奏順、フルートの子たちは昼休憩の直前の28番目、そして、金管八重奏の子たちはなんと一番最後という、精神的にきつい中での演奏となりました。しかし、それぞれの練習で高めてきた仲間とのハーモニーを大切にし、しっかりと演奏しました。
結果発表。演奏順ごとに発表され、
・打楽器五重奏=「銀賞」
・フルート四重奏=「金賞」
・金管八重奏=「金賞」
とすばらしい賞をいただきました。子どもたちはその瞬間に、小さな声で、「やった!」と声を上げ、仲間と抱き合って喜び合いました。そして、審査員からの講評を手にした顧問の先生が子どもたちのところへ来て、
「みんな、よくがんばったね。金賞2つと銀賞1つ。その銀賞も、あと1点だったそうです」
と、言った瞬間、打楽器の子たちのそれまでこらえてきた涙が一気にあふれ出しました。
しかし、大会は二日間日程のため、県大会へ出場できる7チームの発表は、今日を待たないと分かりません。その知らせが届きました。
「金管八重奏が県大会へ出場します。『131分の7』に入れました!」
※上の画像をクリックすると主催者のHPにジャンプします。
広島版「ゲルニカ」(12月23日)
2年生が広島での平和学習のまとめのひとつとして制作した「ピカソになって広島を描く」が、今日の中日新聞朝刊の尾張版に大きく掲載されました。思っていたより大きく、しかもカラーで取り上げていただいたので子どもたちの作品もはっきり見ることができます。
今日から冬休みに入った職員室は、皆、部活動の指導に出ていてがらんとしていましたが、その机の上に新聞のコピーが配られていました。また、市の教育委員会からも、
「大きく載っていたね」
と声をかけていただきました。
子どもたちの取組がこういう形で広く紹介されることはとてもうれしいことで、ひと足早いクリスマスプレゼントになりました。
※画像をクリックすると、大きくご覧いただけます。
2学期終業式(12月22日)
長い2学期を終え、終業式を迎えました。さまざまな行事や活動を経験する中で、子どもたちは多くのことを学び、少しずつ成長してくれました。
明日から冬休みです。期間は短いものの誘惑の多い休みでもあります。子どもたちは命の大切さを訴える話をしっかりと聞いてくれました。きっとよい冬休みを過ごし、よい年を迎えてくれると思います。
2学期終業式校長講話
式に先立って、保健委員長が「冬休み生活カレンダー」について話をしてくれました。小学校ではおなじみの、毎日、規則正しい生活ができるようにと配られるカレンダーです。しかし、それはほとんどの場合、先生が作ったものを配りますが、今回は生徒会の発案で「冬休み中の自分たちの生活は自分たちで意識しよう」ということで作ってくれました。今日、呼びかけたのは保健委員会でしたが、冬休み明けにそれを確認するのは生活委員会だそうです。
こんなところにも子どもたちの成長を感じます。