弥富市のもっとも南にある広大な土地が、今、とても注目をあびていることを知っていますか?
2011年の東日本大震災をきっかけに、それまで当たり前のように使っていたエネルギーについて、「このままでいいのか?」という声が高まってきました。化石エネルギー(石油・石炭・ガスなど)はいつかは底をつくだろうし、原子力発電は万が一の事故が心配、ということで、「再生可能エネルギー」にスポットライトが当たり始めました。そして、その一つである太陽光発電、それもとても大きな「メガソーラー発電所」が建設されたのが木曽岬干拓地です。そこのナゴヤドーム20個分(78ha)の敷地に20万枚のソーラーパネルを敷き詰め、発電を開始したのが2014年12月でした。ここでは、約14500世帯が1年間に使用する電力を発電できるそうです。弥富市の総世帯数が約17500世帯(11月現在)ですから、実に約90%近くをここで発電できる計算になります。
今日、その発電所を建設された「丸紅」の方が愛知県の担当の方とともにお越しくださいました。それは「地域貢献」ということで、地元の小中学生に電気のこと、エネルギーのこと、そして未来のことを知ってもらうためだそうです。理科の実験で使う「磁化用コイル」も贈呈いただきました。ありがとうございました。
私たちの住んでいる弥富が、もしかしたら「未来に一番近い街」かもしれませんね。