福祉実践教室1(11月8日)

 今日は、弥富市社会福祉協議会のご協力を得て、1年生が福祉実践教室を行いました。始めに開講式で、ねらいを確認し合い、講師の先生やボランティアの方の紹介がありました。

 その後6つの講座にそれぞれ分かれて、体験や学習をしました。

【車いす】
 体育館で、実際に車いすに乗って、段差を経験したり、補助の仕方を教えていただいたりしました。体育のマットのような、少しの段差でも車いすの方にとっては、とても大きな障害物になることを実感しました。

【手話】
 聴覚障害をもっている方にとって、手話は私たちの声で、人とコミュニケーションをとるのに、とても重要なものであると分かりました。また、手話は分かりやすい大きめの動作で、何度も繰り返さないことが大切であることも知り、「ありがとう」「ごめんなさい」などいろいろな言葉を、手話で教えていただきました。

【点字】
 目の見えない人が、様々な情報を知るためのものであることは知っていましたが、なかなか指先で読み取ること字体が自分たちには難しいと感じていました。点字板で自分の名前などを実際に打つ体験を通して、文章を点字にするボランティアの仕事の大変さも感じたようです。
開講式 車いす
手話 点字

広島研修①(11月8日)

2年生の子どもたちを乗せた新幹線は、定刻に広島駅に着きました。すぐにバスに乗り込むと、バスガイドさんが、
「ようこそ広島へ。カープの優勝のお祝いに来てくださりありがとうございます」
と笑顔で迎えてくださいました。町中にはそんな横断幕もいたるところにありました。

でも、浮かれたやりとりはすぐに終わり、市内を進むにつれ、戦争や原爆に関連する施設や話を聞くにつれ、バス内は自然と静かになりました。そして、原爆ドームの真横にある相生橋の上にバスを停め、そこで昼食です。この研修のお昼は「しげるちゃん弁当」です。これは、8月6日の朝、お弁当を持って出かけた折免滋(おりめんしげる)くんがそのお弁当を口にするとこなく原爆により亡くなったという事実をもとづき再現されたものです。
初めてそれを見た子どもたちからは、
「えぇ、こんだけ?」
「俺、夜、たくさん食べよ!」
という声も出ました。今の子どもたちの正直な声ですね。でも、それすら許されないのが戦争なのです。


子どもたちはこれから平和資料館へ入り、その後、平和公園内を巡ります。
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心はもう広島(11月7日)

                                                         清掃が終わり、これから5時間目という時間に自転車小屋から声がします。見ると、2年生が次々に帰っていきます。明日からの広島研修に備えての早帰りです。表情を見ると、どの子も笑顔でした。
学校はこの広島研修を、平和を学ぶ貴重な機会ととらえ、戦争で犠牲になった多くの方々の命、それを奪った原爆の投下、という歴史を肌で感じることを大切にしています。したがって、修学旅行で行くディズニーランド&シーのような浮かれた気持ちは抑え、心を落ち着けて学ぼうと指導してきました。
とはいえ、子どもたちにしてみれば、楽しみにしていることには違いありません。唯一の気がかりは明日からの広島の天気でしょうか。広島地方の天気予報では明日の午後に小雨があるようですが、メインの広島平和公園での学習の時間帯ですので、雨が降らないように願うばかりです。

津波・地震防災訓練(11月6日)

この地方に大きな地震が起きる可能性が高いと言われています。また、それに伴う津波により被害は非常に大きくなるとも言われています。
学校でも先日、地域の保育所、幼稚園、小学校との合同避難訓練を行ったところです。
今日は木曽川グランドをメイン会場に、愛知県と弥富市合同の「津波・地震防災訓練」が行われ、2年生30人が参加しました。学校は2年生を「少年消防クラブ」と位置づけ夏には一日消防体験も行い、災害に対する意識を高めています。

今日の訓練は自衛隊、愛知県警、消防署、病院をはじめ各地区の自治会も参加するとても大がかりなものでした。その中で、弥富中の子はボランティアセンター運営訓練に参加しました。阪神淡路大震災をきっかけに日本でも災害時のボランティア意識が高まり、多くの方が現地へ入ってくださるようになったそうです。しかし、それを機能的かつ有効に活用するにはボランティアセンターの役割はとても重要だと言われています。
子どもたちは受付の仕方を学び、現場で求められるさまざまな活動に参加しました。担当の方の指示をしっかり聞き、ニーズに合った活動をすることがとても難しく重要だということを体験できたようです。
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海部地区駅伝大会(11月5日)

刻一刻と変わる順位を、各コース役員から入る情報で場内アナウンスをしていた競技役員が、
「1位、弥富!」
と叫ぶと、
「おおっ!」
というどよめきと歓声が子宝グランドに響きました。そして、そのままトップでゴールテープを切ったのは弥富中男子駅伝部でした!西尾張大会で海部地区トップで県大会へ出場する七宝中とずっと並走して、最後にかわした堂々たる優勝です!

しかし、その伏線は、その前からありました。
開会式が始まる前、選手たちが集まっていた場所の真ん中にあったのは、あの横断幕です。委員会の子たち、そして先生たちの応援メッセージに加え、今日、そこに選手自身が言葉を記しました。
そして、その思いを胸に走った女子。ずっと全体の中盤後方に位置するレース展開でしたが、5人のたすきがつながった時には、11位!海部地区には22の中学校がありますから、上位に食い込む走りでした。
その勢い、その思いが男子にしっかりと「つながり」弥富中が今年の大会のフィナーレを飾りました。
おつかれさまでした。


男子が優勝した時、会場にいた先生から学校にいる職員へ連絡が入り、それをうけて、
「速報です!駅伝部男子、優勝しました!」
と放送が流れました。全校が喜びに包まれた駅伝大会でした。
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