プロジェクト始動(10月17日)

昨日と同じように冷たい雨が降る朝となりました。でも、ひとつだけ違うところがあります。北の方から学校に向かう子どもたちの自転車の列が、道路の東側にありました。「Heartful20プロジェクト」の始動です。
 
中学校の東にある市道「鎌島33号線」は道路の両側に歩道があります。「自転車は左側通行」という意識が働くのか、歩道を利用するほとんど方が、北へ向かうときは西側の歩道を、南に向かうときは東の歩道を使われます。朝の時間帯は、駅へ向かう方が多いため、西側の歩道を北進される方と中学生が互いにすれ違うという状況でした。
そこで、日の出橋から中学校までの間は、意図的に東側を通ろうというのがこのプロジェクトです。ちょうどテスト週間ですので、登校指導として「日の出橋北」「中新田」の交差点に先生を配置し、様子を観察するとともに指導しました。いつもの習慣で西側へ行きかける子もいましたが、昨日の朝礼や担任の先生の話をしっかり聞いてくれたおかげで、初日の今日は大きな混乱もなくできたように思います。
道路をいったん東側へ渡って地域の方々と共存するという“20mの思いやり”を見守っていきたいと思います。

朝礼ーHeartful20プロジェクトー(10月16日)

朝礼の中で、生徒指導担当の方から、自転車の乗り方について話をしました。毎回言っていることですが、「並進をしない」ことを強く伝えました。そして、今日は、新たに「Heartful20プロジェクト」という提案をしました。
 
弥富中が全校生徒が駐輪できるだけの自転車小屋もあることもあり、全員が自転車通学可能となっています。それは子どもたちや保護者の方々からすれば歓迎されることだと思いますが、見方を変えれば、600人を超える数の自転車が同じ時間帯に同じ場所に集中することになります。特に、多くの子が通る日の出橋から学校までの間で、多くの接触事故や一般の方々へ迷惑をかけるということがこれまでも幾度となくありました。
そこで、それを改善するために、「日の出橋北」から「弥富中学校東」の間は、登校時は市道の東側を通る取組「Heartful20プロジェクト」を行います(下校時はこれまでと同じように西側)。
・Heartful=思いやりいっぱい
・20=市道の幅が10mですから、一度東側へ渡り、また戻るから20m
20mの遠回りになりますが、その思いやりを続けることで、地域の方々や歩道を利用する人たちにとって使いやすい道になり事故防止にもつながります。しばらく試行しながら様子を見たいと思います。

後期生徒会委員長選挙(10月13日)


先日の生徒会役員選挙の結果を受け、今日は委員会委員長選挙が行われました。
今、国政では衆議院議員選挙戦まっただ中ですが、弥富中の委員長選挙もなかなかの白熱したものでした。今回の選挙には8つの委員会に14人が立候補しました。信任投票もありますが、3人で一つの枠を争う委員会もあります。ですから、立会演説にも自然と力がこもります。弥富中の生徒会選挙のすごいところは、一人として原稿を見ずに聴いている全校生徒をしっかり見て訴えているところです。これは脈々と受け継がれている伝統です。
もちろん聴く方も真剣です。国政は、首相が各大臣を指名しますが、生徒会は大臣にあたる委員長を自分たちで選べるのですから、その子の抱負や公約はもちろん、日頃見ている人となりも判断材料にして一票を投じます。
開票は即日に行われ、来週の月曜日に発表、認証となります。

まとまった時間を有効に(10月12日)

時計の針が11時を回った頃、3時間目の授業をしている時に、廊下に給食のワゴンが運ばれてきました。学年だよりでお伝えしてあるように、今日は私たちの研究会が海部地区で一斉に行われる関係で、授業を午前中で終え、12時半に下校を完了します。子どもたちにはまとまった時間ができますが、この午後をどう過ごすのでしょうか。
毎日の温度変化で体調を崩している子は、ゆっくり休むためにこの時間をつかってほしいものです。そして、多くの健康な子は、やはり目前に迫った中間テストに向けての取組を進めるべきだと思います。昨日、そのテスト範囲も発表され、学習計画も考えたと思いますので、有効につかってくれることを願っています。万が一、今日のこの時間をゲームなどの遊びで費やしてしまえば、その差を取り戻すことはかなり厳しいと思います。

芸術鑑賞会(10月11日)

「芸術の秋」が今年も中学校にやってきました。
毎年、“子どもたちに本物の芸術を”ということで、さまざまなジャンルの方にお越しいただいている芸術鑑賞会。今年は、
・マジック(天魔)
・太神楽曲芸(ラッキー舞)
・落語(桂珍念)
という、子どもたちにとってはとても身近なものです。しかし、身近といっても、それぞれの歴史は古く、そんなお話も交えながら進んでいきました。
冒頭のマジックでは、あっけにとられ、皆、無言でくいいるように見ていたので、
「私たちのショーは皆さんの拍手で盛り上げてもらうものですので」
と苦笑いをされる場面も。演者の方々は、子どもたちをステージに上げて一緒にしてくださったり、時にはフロアに下りて目の前で見せてくださったりと、まさに芸術を肌で感じることのできた時間でした。
 
帰りに職員室にお寄りいただき、
「どうでしたか、うちの子たちの反応は?」
とお尋ねすると、
「とても素直で、すごくやりやすかったです」
とおっしゃっていただけました。
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