避難訓練(1月25日)

  午後1時50分過ぎ。突然学校中に緊急放送のサイレンの音が鳴り響き、続いて 「火事です。火事です」とコールサインが流れました。

  掃除が終了し、道具を片付ける子、教室に戻る途中の子、手洗いをする子、授業の準備をする子・・・・と、子どもたちはゆったりと過ごしていたので、驚いた様子でした。今日は、不測の事態に備えた、事前に告知をせずに行う避難訓練を実施しました。

  しかし、さすが弥富中学校の生徒です。黙って放送に耳を傾け、避難の指示が出るとそばにいた先生と共に、その場から一番近くの避難経路を通って移動を始めました。
  出席者全員が移動し、人員確認ができるまで4分37秒。見事でした。

  避難訓練でも、朝礼の時と同様に静かに移動ができる弥富中学校の生徒。実際に火災や地震などが起きた時は、どうでしょう。先生が近くにいないとき、避難経路が障害物で塞がれたとき、帰宅途中のとき・・・・。
  さまざまな場面を想定して、いざという時に命を守る行動をとることができる、そんな生徒であって欲しいと願っています。

  今日は弥富中学校に備蓄していた非常食のカンパンを、2・3年生に1缶ずつお渡ししました。この機会に、災害時における避難場所など家庭での約束事を確認しあい、防災について考える機会としていただけたら幸いです。また、賞味期限が「2017年1月」と迫ってきていますので、お早めにお召し上がりください。
  
  
避難訓練 カンパン