健康都市宣言ー弥富中ではー(9月4日)

弥富市は昨年度、市制10周年記念式典の中で「健康都市宣言」をしました。

さしい笑顔を大切に、こころとからだの健康を保つことをめざします。
もに毎日の食に感謝し、運動を楽しみ、規則正しい生活をめざします。
んなが積極的に健康診断を受け、健康状況の把握に努めることをめざします。
あわせに生きるために、ともに支えあい、元気で生き生きと暮らすことをめざします。

これを受けて、市内の各小中学校でも健康面や体力づくり面での取組を行っており、それを広く知っていただくためにホームページに公開しました。サイドメニューのバナーをクリックするとご覧いただけます。

 

 

2学期始業式(9月1日)

長い夏休みを大きな事故やけがもなく過ごした子たちが、学校に戻ってきました。始業式に臨む姿を見てもとても落ち着いていて、心身ともに充実した夏休みを過ごしたことがそこから見て取れました。これもひとえに、ご家庭でのお支えのおかげです。ありがとうございました。
そんな子どもたちに「ありがとう」と感謝し、迎える2学期がより充実し成長できる学期になるよう期待していることを伝えました。2学期始業式校長講話
 
式を終えて教室に戻った子どもたちは、体育館での緊張感とは違い、友だちと談笑しながら夏休みの課題を提出していました。そんな子どもたちの様子を、担任の先生は注意深く見ています。学校には来ているものの不安や悩みを抱えている子もいるかもしれません。気になる子には個別に声をかけ、家庭とも連絡をとりながら2学期をスタートしたいと思います。

夏休み最終日に思う(8月31日)

8月31日… 92人
9月 1日…131人
9月 2日… 94人
 
これは何の数字だと思われますか?実は、内閣府が過去40年ほどにわたって調べた、18歳以下の自殺者数です。先日27日(日)の中日新聞が、夏休み明け前後が突出して多いということを、1面で取り上げていました。
現役の中学生はもちろん、保護者の方々もご自身の中学生時代を振り返り、夏休みが終わるこの時期になると「ああ、もう終わっちゃう」「まだ宿題ができていない!」とゆううつな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。以前は、それでも「学校へ行かなきゃ!」と自分自身を奮い立たせたものですが、今は、そこで「死」を選ぶ子が多くなっているようです。
 
学校で教育に携わる私たちが言うもの変ですが、学校は“絶対”な場所ではありません。登校できることにこしたことはありませんが、自らの命と引き換えにするところではないと思います。どうしても学校に足が向かないようなら、家族やさまざまな相談機関に相談し、気持ちを軽くしてからゆっくりと考えればよいと思います。もちろん、学校に相談してくれれば、家庭訪問をしたり相談機関を紹介したりとアドバイスもできます。
明日は始業式。皆さんの元気な顔を見られることを楽しみにしていますが、それよりも、誰一人としてかけがえいのない命を落とすことのないように願っています。

がんばっている証(あかし)(8月30日)

「どう、順調?」
「はい!」
「お、自信ありそうだね」
今日は、赤ブロックの旗の制作の様子を見にいきました。
「他のブロックはどうですか?」
「どこもがんばっているよ」
「どこがよさそうですか?」
「それはノーコメントだな」
と和気あいあいとした雰囲気です。ほぼ最終段階のようで、細かなところの重ね塗りや、影や輪郭をほどこしての強調などをしていました。初挑戦の1年生に、
「ここんとこ、こうやって塗って」
と指示も的確です。
 
そんな様子を見ながら、ふと足元に目を落とすと、真っ白な靴下に無数の赤や黒の絵の具が…。家で、
「なに、これ、どうしたの!落ちないよ!」
ときつい口調で言われている光景が目に浮かびました。でも、これこそが、この子たちのがんばっている証(あかし)なのです。勲章なんだと思います。どうか大目にみてあげてください。そして、「がんばっているんだね」とほめてあげてください。完成間近です!

仲間と共に学び共に考える(8月29日)

「仲間と共に学び共に考えることのできる生徒の育成」
これは、これまでもしばしばお伝えしている、弥富中学校が取り組んでいる道徳教育の研究テーマです。しかし、これは道徳に限ったものではありません。学校のさまざまな取組は、それ単独で成り立つものはあまりなく、各教科で学習したことを日常の活動で生かしたり、行事で得た経験をその後の活動でさらに伸ばしたりします。
道徳の時間に、クラスの仲間と意見を出し合い考えることで、新しい気づきや成長を見せてくれる子どもたちが、今、学校祭のパフォーマンスや合唱、旗などを創り上げる中で、同じように互いの意見を出し合っています。
「ね、ね、ここんとこ、こうやってやったらいいんじゃない」
「こうやって回したら?」
「前後に振るのもいいんじゃねぇ」
その表情は輝きに満ちています。