中総体東海大会2日目(8月10日)

今日、東海大会に臨んだのは陸上部の二人です。会場となった静岡県小笠山総合運動公園エコパスタジアムは、5万人超の収容人数を誇るすばらしい競技場です。
そのトラックに最初に登場したのが、800mに出場する高嶋くんです。この大きな競技場をも楽しんでいるような落ち着きです。レースも常に2位をキープして、1分59秒97で予選通過を決めました。

次に登場したのが、2年100mに出場した大城さんです。予選最終組に登場し、いつものようにスターティングブロックの位置を決めます。スタート!やや遅れたか。いや、同組の子がよいスタートを切っただけです。その差を少しずつ縮め4位でゴール!各組の2位までプラス二人が決勝に進めます。記録は12秒94。お母さんと一緒に3位以降の選手の記録を調べました。残念ながら100分の4足らず、決勝進出はなりませんでした。
その悔しさから1時間30分後に高嶋くんの決勝です。レーンは一番外側の第9レーン。陸上部の子に聞くと、一番外側は一番前に位置するため他の子の走りが見えないのであんまり好きじゃない、という子もいるそうです。高嶋くんはどうでしょうか。セパレートからオープンコースになって集団になった時にやや後方に位置していました。しかし、これは決勝。レース全体を見渡しながらという感じではなく、必死に食らいついていっている感じでした。結果は、2分02秒98と予選より落としてしまい7位でした。走り終わったあと、しきりに首を左右に振る姿が印象的でした。
しかし後で顧問の分析を聞くと、「2年生対決は制しました」とのこと。東海大会に出場している800mの選手のうち2年生は高嶋くんともう一人だけで、その子に勝ったのです。それを聞いて、来年が楽しみになりました。

楽しみといえば、高嶋くんの表彰が終わったら、すべて終わったはずなのに、二人は帰ろうとはしません。大城さんは100mの決勝を、高嶋くんは全国大会で走るもう一つの種目1500mの決勝を見ていくというのです。二人の目は、もう次のレース、そして来年を見据えていました。頼もしい限りです。

先生の東海大会(8月9日)


部活動の大会もいよいよ東海大会まで来たことをお伝えしていますが、今日、弥富中の山田が東海大会に“出場”(?)しました。
それは部活動でも運動競技でもなく、「第38回 東海地区学校図書館研究大会」です。山田は図書館教育担当であり、国語科です。そこで、自身の国語の授業での取組と文化委員会での取組とを融合させたものを発表しました。
日頃、子どもたちと接している中で、「本は好きなのに、どんな本を読んだらよいか分からない」という現実を感じ、
◯授業でビブリオバトルを行い、本の紹介をする
◯委員会活動の本を紹介する
というものです。
参加された東海各県の先生方からは、その取組に対し高い評価をいただき、背中を押していただいたような気がしました。
先生たちもがんばっています!

中総体東海大会1日目(8月8日)

台風5号の接近により開催が危ぶまれた今年の東海大会ですが、幸い、進路が北の方に寄ったことで開催地である静岡県で予定通り開催されました。

県大会8位として出場したソフトテニス個人戦は、三重県1位、岐阜県4位、静岡県5位と同組になり予選リーグを戦います。第1試合はいきなりの三重県1位の矢渕中ペア。一方的な展開になるかと思いきや、いきなりのデュース。このゲームは落としましたが、次のゲームもデュース。そして、またもや敗れて0-3。崖っぷちまで追い詰められました。しかし、ここから2ゲームを奪い返しました。敗れはしましたが、手ごたえを感じた試合でした。
その手ごたえが自信へと進化したのが次の試合でした。相手は岐阜の糸貫中です。互いに一歩も譲らず、ファイナルゲームへ。そしてデュースへ。
「デュースアゲイン」
審判のこの言葉を何度聞いたことでしょう。20面あるコートのまわりがどんどん試合を終えていく中、鈴木・瀧川ペアが立つ17番コートだけは、いつまでも試合が続きます。しだいに、周りにいた人たちもざわめくようになるほどでした。
「フォルト」
審判の声がこだまし、力尽きましたが、大勢の方からたくさんの拍手をいただきました。残念ながら決勝トーナメントへは進めませんでしたが、ひと試合ごとに成長する姿はすばらしいものでした。
ひと足先に会場を出ようとする私に、
「こんなところまで応援に来てくれて、ありがとうございました」
と言ってくれました。いやいや、「こんなところまで応援に来させてもらって幸せな思いをしているの先生の方です。ありがとう」こんな言葉からも成長を感じ胸が熱くなりました。

そして、午後からは、1年生大澤さんの200m背泳ぎのレースです。スイミングの大会で来たことのある会場だそうですが、中学校の、しかも愛知県の代表として臨む大会ということで、違った緊張感があったのではないでしょうか。
しかし、レースは前半から飛ばし、いい流れをつくっています。周りは上級生ばかりですが、水の中では関係ありません。33秒62、1分10秒83とラップを刻みます。しかし、徐々に追い上げられてきます!必死に逃げる!結果は2分30秒34と、県大会での記録を上回ることはできませんでしたが、堂々の6位入賞です!来年以降につながる泳ぎでした。

表敬訪問(8月8日)

 今日は、8月19日(土)~22日(火)に熊本県のえがお健康スタジアムで行われる、全国中学生陸上競技大会への出場が決まっている陸上部2年生の髙嶋荘太君が、弥富市長を表敬訪問しました。
  表敬訪問は、十四山支所の市長公室で行われました。最初はとても緊張していた髙嶋君でしたが、服部市長よりいろいろな質問をいただき、それに答えたりするうちに少しずつ緊張がほぐれたようです。800m1500mの2種目に出場する高嶋君は、「この距離を走りきるのは本当に精神力が必要でしょうが、楽しみながら精一杯頑張ってきて欲しい」と服部市長の熱い激励を受け、全国大会への意欲がさらに高まったようです。
 皆さんも弥富の地から、遠く離れた熊本に届くような熱い応援をよろしくお願いします。
表敬訪問新

台風に備えて(8月7日)

台風5号の接近により、7時27分に暴風警報が発表されました。そこですぐに部活動等のすべての活動を中止する旨のメールを配信させていただきました。その時点ですでに家を出ていた子については、学校に着きしだいすぐに下校させました。朝のお忙しい時間帯にご心配をおかけしました。
 
子どもたちを下校させてほっとする間もなく、先生たちのするべき仕事があります。それは、台風による被害を最小限にすることです。先週末あたりから、屋外にある飛びやすいものを屋内に入れることを始めていましたので、今日は、強い風と雨によって室内に吹き込む雨を防ぐ作業です。学校にある雑巾をかき集め、サッシのレールにはさむようにして置きます。これだけでもずいぶん違います。
ご家庭におかれましても、安全に過ごされますようお願いします。
 
なお、明日の朝、まだ暴風警報が継続されているようでしたら、登校を見合わせてください。また、解除されている場合でも、用水や田の水があふれるなどして登校に危険だと判断される場合についても登校を控えるようにしてください。詳しくは4月に配布した「児童生徒の登下校について」をご覧ください。