校内初任者研修(1月27日)

昨日までの寒さがいくぶん和らいだ今日の3時間目。運動場で体育の授業がありました。教務主任をはじめ体育科の先生を中心にその授業を参観する姿もそこにはありました。この日の授業は校内の初任者研修の一環で行われたものです。
教員になった1年目は「初任者」と呼ばれ、多くの研修を受けます。県教委や市教委が主催する研修会に出かけることもありますが、こうして校内で先輩教師からアドバイスを受けながら、よりよい授業のできる教員へと成長していきます。この日の授業でも、弥富中学校のめざしている「仲間とともに高め合う」場面をサッカーの学習に取り入れ、子どもたちは活発にドリブルに取り組んでいました。さらに研修を深め、子どもたちにとって魅力ある先生になってほしいと願うばかりです。

未来の仕事を探せ!(1月26日)

1年生がコンピュータ室で学習していたのでのぞいてみました。
てっきり技術のコンピュータの授業かと思ったら、どうやら違うようです。子どもたちは画面に次々に出てくる質問にクリックしながら答えていっています。ゲームのようですが、画面に表示された内容を手元のプリントに書き込んでいます。そのタイトルを見ると、「未来の仕事を探せ!」とありました。どうやら進路学習のようです。使っているのは学研のkidsnetというソフトで、最後まで答えると好みや性格などからその人に合った職業が表示されます。もちろん、自分のなりたい仕事とぴったり一致する子もいれば、そうでない子もいます。
 
「進路」というと3年生というイメージがありますが、1年生から、いや小学校から始まっています。1年生は2月3日に「職業講話」として実際に仕事をしてみえる方においでいただき話を聞く機会をもうけます。今はまだ「未定」とプリントに書いている子が多い1年生ですが、さまざまな機会を通して、より具体的に考えられるよう指導していきます。
 
※「学研のkidsnet」をクリックするとそのサイトへジャンプします。弥富中のホームページ外ですので、ご理解の上お試しください。

避難訓練(1月25日)

  午後1時50分過ぎ。突然学校中に緊急放送のサイレンの音が鳴り響き、続いて 「火事です。火事です」とコールサインが流れました。

  掃除が終了し、道具を片付ける子、教室に戻る途中の子、手洗いをする子、授業の準備をする子・・・・と、子どもたちはゆったりと過ごしていたので、驚いた様子でした。今日は、不測の事態に備えた、事前に告知をせずに行う避難訓練を実施しました。

  しかし、さすが弥富中学校の生徒です。黙って放送に耳を傾け、避難の指示が出るとそばにいた先生と共に、その場から一番近くの避難経路を通って移動を始めました。
  出席者全員が移動し、人員確認ができるまで4分37秒。見事でした。

  避難訓練でも、朝礼の時と同様に静かに移動ができる弥富中学校の生徒。実際に火災や地震などが起きた時は、どうでしょう。先生が近くにいないとき、避難経路が障害物で塞がれたとき、帰宅途中のとき・・・・。
  さまざまな場面を想定して、いざという時に命を守る行動をとることができる、そんな生徒であって欲しいと願っています。

  今日は弥富中学校に備蓄していた非常食のカンパンを、2・3年生に1缶ずつお渡ししました。この機会に、災害時における避難場所など家庭での約束事を確認しあい、防災について考える機会としていただけたら幸いです。また、賞味期限が「2017年1月」と迫ってきていますので、お早めにお召し上がりください。
  
  
避難訓練 カンパン

尾張小中学校PTA研究発表大会(1月24日)

尾張地区各小中学校のPTA活動を発表、紹介し合う「研究発表大会」が一宮市民会館で開催されました。

冒頭にあいさつをされた加藤会長をはじめ、来賓の一宮市長、尾張教育事務所長のどなたからも、社会の急激な変化、とりわけスマートフォンの急速な普及から子どもたちの生活が大きく変化し、便利になった反面、新たなトラブルも起きてきたことをあげられました。中でも会長が、スマートフォンのゲームをしながらの運転で尊い命が奪われたことに触れられ、一宮市の事故ながら他人ごとではない思いを抱きました。
会の中で発表された各PTAの実践報告では、そういった変化に対応する取り組みが紹介され、弥富中でも行った「スマホ教室」を行ったところが多くありました。そして、その一方で、社会が変わっても変わらない、変えてはいけない家庭の教育力についても様々な報告がありました。「読み聞かせ」「あいさつ運動」などは子どもの心に直接働きかける取り組みとして多くのPTAが取り組んでいました。

先進的に取り組んでいるPTAの発表を聞きながら、弥富中PTAの活動と重なるものが多くあり、その方向性が間違っていないことに意を強くした会となりました。

校則改正(1月23日)

朝礼のあと、生徒会から校則改正について連絡がありました。

これまでも寒い時期の女子の黒タイツの着用は認められていました。しかし、「靴下は白」という校則もあり、黒タイツをはいた場合も靴下は白を着用していました。しかし、それは女の子にはとても抵抗があり、「黒タイツの時は黒靴下でもよいことにしてほしい」という意見が、昨年度のアンケート等であがっていました。
そこで、生徒会と職員とがそれぞれで話し合いを行い、職員は大筋でGOサインを出しました。しかし、その中で、「校則の変更を、先生側が決めてそれで進めるのでは、子どもたちの意識が育たない。生徒会が中心になって話し合い、自分たちでルールを守ろうという意識を高める必要があるのではないか」という意見が出され、生徒議会でそれらを十分に話し合い、今日を迎えました。
生徒会長から趣旨の説明があり、ステージ上で具体的に黒タイツ&黒靴下の様子を紹介し、全校生徒に伝えました。子どもたち、特に女の子たちはしっかり聞いていました。小さなことですが、受け身でものごとが進んでいくのではなく、主体的に考える意識をさまざまな場面で育てていきたいと思います。
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