緑の羽根募金(5月17日)

「お願いしま~す」
「緑の羽根募金です。お願いします」
朝部活が終わるのとほぼ同時に、昇降口、多目的室前、そして職員室でこんな声が聞こえました。
緑の羽根募金は、各地の森林保護や緑化活動に役立てられる活動で、その趣旨に賛同して、生徒会が毎年取り組んでいます。
 
朝練習をを終え額に汗を浮かべながら、いつもは教室へ急ぐ足を止めてくれた子。胸のポケットから生徒手帳を取り出し、そこにはさんである10円玉を緑の募金箱に入れてくれました。
「ありがとうございます」
担当の執行部の子が優しい笑顔で小さく頭を下げると、さわやかな5月の風を感じました。
中には、「あ、忘れちゃった」
と照れながら通り過ぎる子も。いいですよ、あさって金曜日までやっていますから。 

学校公開日&修学旅行説明会(5月16日)

学校公開日に多くの保護者の方にお越しいただきました。新しい学年になって二度目です。4月にご覧になった時と比べ、子どもたちの様子はどうだったでしょうか。4月の授業参観は担任を知っていただくという意味もあり、すべてのクラスで担任の授業を見ていただきましたが、今回は普段行われているのと同じように教科担任の授業をご覧いただきました。そういう意味では初めてお子さんが中学にあがった保護者の方は新鮮だったのではないでしょうか。担任以外の先生の名前もご家庭で耳にされることもあると思います。これをきっかけに話に花が咲くことを期待します。
授業だけではなく、教室内外の掲示物もご覧いただけたでしょうか。学級目標やこれから行う行事の資料など、まさに子どもたちの様子が「目に浮かぶ」環境整備が少しずつできあがりつつあります。
そして6時間目には、5月29日(月)から行く3年生の修学旅行の説明会に、こちらも多くの方にご参加いただきました。親子が隣どうしに座り、説明にそってしおりを見ていきます。時折、互いに額を寄せ合って確認し合う様子がとてもほほえましく思えました。きっといい修学旅行になると思います。

朝礼(5月15日)

朝礼校長講話(5月15日)

地域の一員として(5月14日)

昨日、たくさんの雨が降り何度も空を見上げた方も多かったのではないでしょうか。しかし、思ったより早くあがり、学区の体育祭が予定通り開催されました。地域の大切な行事です。中学生もいろいろな係のお手伝いをさせていただきますし、地域の一員として競技に参加してほしいので、この日はすべての部活動を中止にしてあります。

学区の規模が違いますから、会場の雰囲気も違いますが、小さな子からお年寄りまでが同じ場所に集い、繰り広げられる競技に声援を送ったり拍手をしたりと、都市部ではなかなか見られなくなった温かい風景がそこにはありました。そんな中で、係をしている中学生も、よく動いてくれました。徒競走で走ってくる小学生を、
「こっち、こっち」
と誘導する子。器具を出し決められた場所にセットする係。パン食い競争では、小さな子が走ってくると、パンを吊るしてある棒を低くしてあげる優しさも忘れませんでした。
地域あっての弥富中。今日はちょっと恩返しができたでしょうか。そして、子どもたちの成長もご覧いただけたでしょうか。
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看護宣誓式(5月13日)


5月12日が「国際看護師の日」ということを知っている人は少なくても、その日がある看護師の誕生日だということを知っている人が少なくても、ナイチンゲールというその看護師の名を知っている人は多くいると思います。
毎年この時期に、看護科(全日制)と衛生看護科(昼間定時制)をもつ愛知黎明高校では病院での臨地実習に出かける前の「看護宣誓式」が行われ、そこに出席しました。

白衣に身を包み、一人一人が一本のろうそくを手にし宣誓する姿は、これから始まる実習の不安を感じさせない凛としたものでした。校長先生や来賓の方の祝辞も、ご自身の“患者”としての経験から、看護技術よりも人として患者さんにどう寄り添うかを説いてみえ、心うたれました。
中学校の3年間を終えると、子どもたちはそれぞれの選んだ道へ進んでいきます。そこで何を学びどう成長していくか、こういう機会を通して見ることができとても大切な時間となりました。
式場まで案内してくれたのは本校の卒業生でした。中学校時代と変わらない笑顔で迎えてくれ、
「友達たくさんできました」
「階段で足をくじいてしまって…」
話し方もまったく変わっていませんでしたが、自分のことや家族のことを話すその様子に成長を感じ、着実に夢に向かって歩んでいると、確信できました。