入った!(5月10日)

少しずつ日中の気温が高くなり、教室だけでなく職員室も窓を開けることが多くなりました。
そんな4時間目、なにやらにぎやかな声が聞こえてきます、窓からのぞいてみるとI組・J組の子たちが丸い円盤状のものを投げて、その先にあるかごに入れています。正式な名前は分かりませんが、ディスクゴルフのような遊びです。特別支援学級の子たちにとって、指先や四肢を使うことや集中して物事に取り組むことはとても大切な活動で、こうしたゲームを通してそれを身につけようという活動です。
最初は円盤のようなディスクをうまく投げられなかった子も、手首の使い方などをアドバイスするとみるみるうちに上達し、
「入った!」
他の子や先生たちから拍手やハイタッチ。続けて何枚も入れる子もいました。

オリエンテーション合宿5(5月9日)

二日目の活動は、体育館でのクラスマッチ「校歌コンクール」「オリエンテーションカップ」と「エンカウンター」です。美浜まで来てなぜ?という声が聞こえてきそうですが、これこそがオリエンテーション合宿で一番めざしているものがつかめる時間です。4つの小学校から弥富中に進学した1年生。193名いるとはいえ、まだまだ集団としてはできたてです。個々のもっている力をひとつにしてより大きなパフォーマンスを発揮することが求められます。そのための集団づくり、仲間づくりが大きなねらいでした。

  校歌コンクール クラスメッセージ
A組
B組
C組
D組
E組
F組

合唱コンクールでは、前日の夜に練習した成果を出し、続いての綱引きでは歌声をパワーにかえ、大いに盛り上がりました。そして、この日、一番大きなパワーや成長を感じたのが、エンカウンター「バースデーリング」です。これは、先生も含めた全員が誕生日順に並び大きな輪をつくるものです。もちろん、お互いの誕生日など知るはずもありませんから、当然、そこで、
「何日生まれ?」
「私は○○日」
という簡単ですがコミュニケーションが生まれ、自分から話しかけるのが苦手な子には、他の子が声をかけることも必要になります。とってもよい雰囲気になったその心地よい時間をご覧ください。→ここをクリック
 
わずか二日間。されど大きな二日間を過ごした1年生。中学生としの大きな一歩を記しました。
 
 
【上のクラスメッセージの人文字、わかりましたか?】
A組=モリセン
B組=スマイル
C組=1C 佐々木
D組=下川先生
E組=1E団結
F組=ともだち

オリエンテーション合宿4(5月9日)

オリエンテーション合宿二日目。曇り空は美浜の海と同化し、空と海の境が分からない景色でした。
そんな海を半分ねぼけながらの歯みがき。男の子は寝ぐせを水でちゃちゃっと直しておしまい。でも、女の子はそのあたりはしっかりと整えて「朝のつどい」へ参加しました。同宿となった三好市の中学校と一緒にあいさつや学校紹介を交歓しあいました。弥富中と同じくらいの規模でしっかりあいさつのできる学校でした。
そして朝食とそうじに移りました。今年は特にこの清掃に力を入れ、美浜少年自然の家が企画している「S-1グランプリ」に参加し、“来た時よりも美しく”を合言葉に隅から隅までそうじをしました。
「こんなに出てきた!」
と、たくさんのほこりを取ってくれる姿は、明日からの学校生活でもきっと見せてくれると思います。
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オリエンテーション合宿3(5月8日)

美浜の海が夕日で赤くなる頃、お腹を空かせた子どもたちが食堂に集まってきました。お待ちかねの夕飯です。小学校の時は野外炊飯をしたと思いますが、今回はそれを目的としていないので、食堂でバイキング形式でいただきます。昼間の疲れが吹き飛ぶほどの元気な食べっぷりで、ほっとしました。もちろん、おかわりもたくさんしました。

食事が終わったら、クラスごとに研修室に入り、明日の「校歌コンクール」に向けてての練習です。中学校の校歌をここでしっかり練習することで、その一員になったような気がする時間です。明日のコンクールではどんな歌声を聴かせてくれるか、今からとっても楽しみです。
そして入浴をはさんで「3年後の自分へ」というテーマで作文を書きました。中学校生活の3年間はあっという間です。しかし、その短い期間に大きく成長する時期でもあります。そんな3年後にどんな自分になっているかを想像しながら、自分に宛てた手紙を書きます。
「卒業式の直前に開封するよ」
どんな自分を思い描いたのでしょうか。その3年後を子どもたちとともに追い続けたいと思います。

おやすみなさい。明日はその3年後への第一歩を踏み出します。
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オリエンテーション合宿2(5月8日)

子どもたちの歓声が伊勢湾を越えて弥富まで届いたでしょうか?それとも、抜けるような青空に吸い込まれていってしまったでしょうか。

小学校の時以来となった美浜少年自然の家は、その時と変わっていませんでした。変わっていたのは成長した自分と新しく出会った仲間です。弥富中の子らしく、きちんとした姿勢、態度で入所式で所員の方にあいさつをした子どもたち。作っていただいたお弁当をたいらげ、ウォークラリーへ出かけました。手渡された「コマ地図」を手がかりに自然の家の周りにあるチェックポイントを回ります。そこではいくつかのミッションが。みんなで知恵を出し合い、
「こっちじゃない?」
「あ、先生だ!」
と、にぎやかに歩きました。教室では見られない友達の頼もしさや、しっかりさんぶりが随所に見られたのではないでしょうか。
ゴールして口にしたジュース。
そのあと移動した砂浜。
どちらも子どもたちの疲れた体をリフレッシュさせてくれました。
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