学校祭ブロック決まる!(6月5日)

今日は朝礼の後、大いに盛り上がりました。
 
それは、今年の学校祭のブロックを決める抽選が行われたからです。弥富中学校は学年6クラスを2クラスずつの3つに分け、それを3学年で組み合わせてブロックをつくります。例年は箱に入れた3色のボールを取り出してこの抽選を行っていましたが、今年は、子どもたちの発案で、「あみだくじでやろっ!」となったそうです。
 
「代表の人は、希望するところに立ってください」
という声で、移動します。中には、じゃんけんでその場所を決めた学年もありました。1年生、2年生と決まり、最後の3年生の時はそれはMAXに。会場からも拍手が起きるほどでした。
あみだくじの結果、
赤ブロック=1AB・2CD・3EF
青ブロック=1CD・2AB・3CD
緑ブロック=1EF・2EF・3AB
となりました。
どれほど盛り上がったかは、画像をクリックしてください。
 
最後に今年の年間テーマも発表されました。
「はばたこう 未来へ繋ぐ 希望の翼」
 
さあ子どもたちは、どんなふうにはばたいてくれるのでしょうか!

生徒の声で(6月5日)

5月17日。生徒会執行部の5人が、校長室のドアをノックしました。緊張した表情で、
「修学旅行の写真について私たちの思いを聞いていただきたくて来ました」
と切り出しました。
 
修学旅行は中学校の数多くある行事の中でも、特に思い出深い、子どもたちも楽しみにしている行事です。しかし、弥富中学校はここしばらく、その写真を子どもたちに販売していませんでした。かつてはしていたようですが、なんらかの理由でそうなり、今もそうしています。
3年生の中で、修学旅行のことが話題になり始めた頃から、生徒会執行部の子たちのところに、「カメラ、持っていけるように言ってよ」「他の中学校は持ってってるよ」という声が届きだしたようです。そこで、執行部の子たちが、その声を届けに来てくれたわけです。
この日の要望は「自分のデジカメを持たせてほしい」というものでした。
「持っていない子はどうするの?」
「撮ったその写真がSNSで流れることが心配です」
という声が、同席した3学年の主任の先生たちから出ました。また、
「カメラで写真を撮りたいのか、写真がほしいのか、どっちなの?」
「どれくらいの人が、そう思っているのか数が知りたいです」
とも。この日の話し合いは、そんな質問をもってかえってもらいました。
そして、それから2週間。執行部の子たちは、学年のみんなにアンケートをとりました。デジカメを持っていない子のこと、それがSNSで拡散するリスクのことなどを真剣に話し合ってくれたそうです。そして、先週30日に修正案をもってきました。その姿は、どこか自信に満ちていました。自分たちなりに課題をクリアしたという思い、そして、多くの子の声が背中を押してくれたことが、そうさせたのでしょうか。
生徒会も先生たちも意見を交わし合い、
○学習であるクラス分散の時は、デジカメを班に1台貸し出す。
 ただし、これは販売はしない。
○修学旅行期間中の写真は写真屋さんと先生が撮ったものを販売する。
としました。今日、それを3年生に伝えました。
 
100点満点の回答ではなかったかもしれませんが、自分たちの声を集め、行動を起こすことで、学校が変わるということを証明してくれた“歴史的な一歩”だと思います。
そして、この一歩は今年だけのものではなく、来年にも再来年にもつながる一歩です。こうした生徒会活動が脈々とつながっていくことを期待しています。

道徳の授業について学びました。(6月3日)

授業参観が無事に終わり、午後は、教員の研修会を行いました。
「『特別の教科 道徳』における授業づくりと評価 ~主体的・対話的で深い学びの実現~」を演題に、京都産業大学の柴原弘志先生からお話を聴きました。中学校では、来年度から道徳の教科書を使用し、『特別の教科 道徳』が本格的にスタートします。それに伴い、道徳の授業をどうつくっていき、どう評価するのかが課題となっています。
せっかくの機会なので、海部地区の学校にも今回の研修会をお知らせしたところ、休みの日にも関わらず、中学校のみならず小学校からも計20名程度の先生方に参加していただきました。
 道徳のねらいや様々な学校の取組や授業の話を軽快な関西弁で熱く語り、参加者はだんだん引き込まれていきました。
 「自分が自分で自分に問う」
 「話すではなく、語る。語は、吾(われ)の言葉。つまり、本音を引き出すことが大事」
 今日の研修会を通して、『特別の教科 道徳』のモヤモヤしていた部分に光が射し、道が見つかったような気がします。他校の先生も何かつかんだような清々しい笑顔で帰られました。
 柴原先生、貴重な機会をありがとうございました。
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保護者学級(6月3日)


今月の学校公開は「保護者学級・部活動懇談」です。年に一度、休日に学校公開日を設定することで、日ごろはお仕事なとでお越しいただけない方にも子どもたちの様子をご覧いただこうという日です。
1時間目からの公開にもかかわらず、たくさんの保護者の方においでいただきました。すぐに駐車場がいっぱいになり、お待ちいただくなどご迷惑をおかけしたほどです。教室や廊下がたくさんの人であふれ、子どもたちもいつもとは違う緊張感をもって授業に臨みました。
ご覧いただいたのは、弥富中が力を入れて取り組んでいる道徳です。緊張感のある中、積極的に手があがったり、班で活発に意見交換したりする姿が随所に見られました。中には、多様な考えに触れるということで、参観いただいていた保護者の方と意見交換する場面も。

2時間の授業をご覧いただいた後は「部活動参観・懇談」です。大会などでは多くの熱い応援をいただいていますが、普段の練習となるとあまり観る機会はなく、教室とは違うったお子さんの姿がそこにはあったのではないでしょうか。また、今年から練習時間を大きく見直していますし、1年生は正式入部の直前の時期でもあります。顧問との懇談が有意義なものになったなら幸いです。

自分の位置を知る(6月1日)

今日、中間テストの成績個票を子どもたちに手渡しました。それをもとに、ご家庭でどんな会話があったでしょうか。
 
その成績個票に、今年から「度数分布」を表すグラフを添えました。これまでの、得点、平均点、偏差値という数字だけではイメージしにくかった学年全体の教科ごとや合計の得点分布が見えることで、自分の位置を知ることができます。マラソンにたとえるなら、自分が走っている前に20人の集団が走っていることが目に入れば、心の中で「よしっ!あそこに追いつこう!」と気持ちもスピードもアップします。このように目標をより具体的にするための資料ですので、ぜひ、ご家庭で話題にしていただけたらと思います。