弥富市青少年健全育成推進大会(7月7日)


西日本各地で大雨による災害、警戒が続いている中、このあたりはちょうどその雨雲の南の端にあたり、時折、強い雨が降るものの、傘をさして外出できる天気でした。
そんな中、市の総合社会教育センターで、「弥富市青少年健全育成推進大会」が開催され、青少年のさまざな活動に携わってみえる方や、地域の方々、学校関係者が出席しました。PTAからも30人余の方々に参加いただきました。
冒頭の市長やご来賓のあいさつの中で、異口同音に語られたのが、ここ最近起きている青少年、若者の犯罪です。しかも、信じられないような場所で、信じられないことが立て続けに起きました。その原因や背景はこれから解明されていくことと思いますが、まさにその子どもたちのそばにいるPTAや学校も他人事ではなく“自分事”として考えなくてはならないと思います。
会の中では、
・海翔高校の取組
・佐古木神楽復活への取組
などが紹介されました。
そしてその最後に、弥富中の新田くんの演奏がありました。これは、昨年度、全国大会でよい成績を収めた報告で市長さんを訪ねた時に、
「ぜひ、その演奏を聴かせてほしい」
と言われ、それが今回、実現しました。もちろん、その演奏は会場の多くの人の心に響き、青少年の健全育成にひと役かったことは言うまでもありません。

星に願いを(7月6日)

明日は七夕。今は弥富の空も明るくなってしまい、天の川を見ることはできませんし、ましてや今日はこんな天気。輝く星はおあずけです。
しかし、1年生の廊下には七夕飾りがありました。小さな笹を囲むように、一人一人の願いごとが書かれた短冊もありました。多くは中学生らしい、
「勉強ができるようになりたい」
「順位が○番以内になりますように」
というものから、部活やクラブチームでのレベルアップを望むものも多くありました。やはり、中学生のこたちにとって、勉強や部活動は大きなウエイトを占めているんですね。
そんな中で、目にとまったものを二つ。
「給食でココアあげパンが出ますように」
「背が高くなって、お母さんを抜かせますように」
心がほのぼのとしました。願いがかなうといいですね。

大切な練習(7月5日)


今日も雨。とりわけ外で活動をする部は、大会に向けての練習計画の修正を迫られています。しかし、無理をさせてもけがにつながりますし、ここは限られた場所でできることを精一杯すらしかないでしょう。
そしてまさにそんな光景を見ることができました。サッカー部です。雨でグランドが使えない時は、ハンドボール部の女子とコミュニケーションホールを半分ずつにして練習しています。ポールを思いっきり蹴ることはできないので、おもに短いパスやドリブルの練習が中心になります。今日もそんな練習をしていました。
そんな傍らで、赤と青のメガホンを持った子たちが、図書室へつながる階段へと上っていきました。メガホンを持つ手と反対の手には折りたたんだ紙が。
「よしっ、じゃ、いくぞー!」
副顧問の先生の号令で、一斉に応援が始まりました。1年生を中心にした控えの選手たちが、この雨を逆手に利用し、応援の練習を始めたのです。時折、ちらっと紙に目を落として応援の言葉を確認するあたりに、初々しいしさを感じます。
サッカー部に限らず、戦っているのはピッチ(コート・グランド)にいる選手だけではなく、チーム全員が一つになることが大切です。いい練習を見せてもらいました。

雨の影響…?(7月5日)

台風の影響もあり、今週はずっと雨が降り続いています。目標にしていた夏の大会も日に日に近づいてくる中、やきもきしている子も多いのではないでしょうか。
 
そんな雨の日の弥富中学校をのぞいてみると…。
「図書室の鍵を貸してください」
お昼の清掃が終わるとすぐに、文化委員の子が職員室に息を切らしてやってきました。図書室の当番の子です。鍵を受け取り、図書室に行くとすでに多くの子が待っていました。先日、読書量の紹介をしましたが、ここ数日は多くの子が図書室へ来てくれています。入口に「夏におすすめの本」というコーナーもあり、委員会の取組の成果が出ています。

 

一方、その図書室から少し奥へ行くと職員室前に各クラスごとのボックスがあります。配ってほしいものをそこに入れておくと、クラスの係りの子が取りに来てくれるというしくみのものですが、そのロッカーの上に、今年も落し物・忘れ物のコーナーができました。番号札は30番まで用意されているんですが、それでも足らないくらいの数です。これも雨で集中力を欠くことが多いからでしょうか。一度、ご家庭でも、
「あれ、最近見ないけど、どうした?」
と、声をかけていただけると持ち主のもとに返っていくと思います。
 
※落し物の写真をクリックすると、そのリストが表示されます。お心あたりの方はお子さんを通してお伝えください。

給食物資点検(7月4日)

日本海を通過する台風の影響で、時折、強い雨が降る中、PTA健康委員さんによる給食物資点検が行われました。
多くの学校は「センター方式」といって、市内に設置された給食センターで域内の学校の給食を一括調理し、そこから各学校へ配送されます。しかし、弥富市は「自校方式」といって、文字通り自分の学校でそれらの作業をおこなっています。ですから、朝、子どもたちが部活動の朝練習にやってくるのと同じ時間帯に、さまざまな業者のトラックが給食門(正門の西側にある調理室に一番近い門)へ次々に入っていきます。
今日の献立は、
・ごはん
・牛乳
・豚しょうが丼
・フルーツソフトババロア
・玉麩汁
でした。そこに使われている、にんじん・大根・玉ねぎ・みつばといった野菜を実際に手に取り、大きさや品質などを“親目線”で確かめます。子どもたちの体に入るものですので、産地もチェックします。今日の点検では大根に少し傷があるというご指摘をいただき、担当の栄養教諭もそれをしっかり記録しました。自校方式だからできる、大切な取組です。
 
沿革史によれば、この海部地区で一番初めに学校給食を始めたのが弥富中学校です。子を思う親の思いは、その時から脈々と受け継がれているんですね。