中総体県大会5日目-陸上-(7月31日)

弥富中学校の県大会最後は、陸上部です。昨日、予選が行われ、今日はその準決勝・決勝です。
競技順にお伝えします。
【3年100m決勝】大城さん
予選・準決勝をともに8位で通過して臨んだ決勝。ここまでずっとキャプテンとして自分だけでなくチームみんなを引っ張ってきた大城さん。ファイナリストとして2レーンに立ちます。いい走りでした!予選・準決勝を通して初めて13秒を切る12秒93。惜しくも8位となり、2年連続の東海大会とはなりませんでしたが納得のいく走りでした。
【200m準決勝】伊藤さん
準決勝は2組。それぞれの上位3着とタイム上位2人の計8人が決勝に進めます。伊藤さんは1組目で走り、自己ベストの1分59秒45!こののところ好調を維持していたそのままの走りでした。しかし順位は6位なので、次の組の結果を待ちます。2組3位の記録は伊藤さんのそれより下回っていましたが、ここで敗退してしまいました。
【1年800m決勝】柴田さん
決勝は2組で行われますが、それぞれ「A決勝」「B決勝」と呼ばれタイムレース決勝ではありません。その2組目に登場した柴田さんは、2分27秒54と予選よりタイムを上げて、堂々の1位でゴールイン!来年につながる走りでした。
【800m決勝】高嶋くん
大本命の登場です。でも、本人は昨日から浮かない顔をしています。思うようなレースができていないからのようです。すでに全国大会の出場を決めているので、ここは記録よりも順位を狙いにいく戦法のようです。結果は1分59秒45の2位。この記録で不本意な表情をしているのが大器の証です。
【4×100mR準決勝】大畑・大城・伊藤・井上さん
午前中に1本走っている大城さん、伊藤さんの疲労はどうでしょうか?4人の目標は東海大会出場。そのためには、ここで終わるわけにはいきません。しっかりバトンをつなぎ、50秒60の6位で通過!
【2年1500m決勝】古橋くん
いつもははじめから先頭に出る古橋くん。今日はずっと中盤にその位置をとりました。順位にすれば6番目あたり。東海大会を意識してのことでしょうか、それとも偶然…。ラスト1周の鐘が鳴り、一気にペースが上がります。後方の選手に抜かれます。しかし、すぐに抜き返しさらに前の選手も。ゴールラインを6番目で通過しました。東海大会出場です!
【4×100mR決勝】大畑・大城・伊藤、井上さん
なんとしても東海大会へ行かせてあげたい、そんなチームのラストランはとても静かに幕を開けました。その瞬間が来るまで、4人がそれぞれのスタート位置で入念にアップをします。静かに静かに、心落ち着けて。そして、それぞれが100m離れていても、心は一つという象徴的なシーンが。スタート前。レーンに歩き出した時、誰からともなく大きく手を振り、4人が互いにその手を確認し「一人じゃない」という気持ちを強くして号砲を待ちます。先行する選手が見えない圧倒的に不利な一番外側8レーン。でも、今日の彼女たちにはそれは関係なかったかもしれません。数えきれない回数を練習でつないできたバトンをしっかり最後までつなぎ切りゴール!目線は大型ビジョンに。出ました!6位、50秒43。東海大会出場!おめでとう!!!     

県大会 30日31日記録

中総体県大会5日目-テニス-(7月31日)

今日は一部、電車を使って移動しました。試合会場近くの駅から乗り込んできた中学生4人が、
「これで引退だね」
「うん、おつかれ」
と互いにハイタッチをしていました。負けた悔しさがないといったら嘘になります。目標をもってここまでやってきたからこそ、誰よりも悔しいでしょう。しかし一方で、その苦しい道のりをともに歩んできた仲間とここまで来れたことは、かけがえのない宝物となったことでしょう。ハイタッチをした4人はとってもいい笑顔でした。
 
弥富中の中で、今日も仲間とともに汗を流せたのがテニス男女個人戦です。
〈女子〉
相手は田原中学校のペア。もちろん練習試合も含めて手合わせをしたことがありません。第1ゲームを幸先よく取り、「よしっ!」と思った2ゲーム目から、相手のサーブが決まり始めました。正しくは取れなくなったと言った方がよいかもしれません。それは左利きの選手のキレのあるサーブで、弾んだボールが想定していたバウンドをせずに地をはうように弾み、ラケットの下を抜けていきます。試合後に、
「あんなボール見たことないし、左利きの人がいないので練習もできないんです」
と言っていました。これが県大会なんですね。2ゲーム目以降4ゲームを連取され惜敗しました。
〈男子〉
その女子がスタンドから応援する中、男子の1回戦の相手は豊田の益富中ペアです。
第1ゲーム、第2ゲームを立て続けに取られてしまいました。どうも波に乗れないようです。ゲーム間にペアどうし、そして顧問と言葉を交わし第3ゲーム。このゲームはいいところにショットが決まり、4ー1と快勝!続く第4ゲームは相手に1ポイントも奪われずに4ー0。これでタイです。
しかし、第5ゲームはリターンショットがことごとくネットに阻まれ、相手に奪われてしまい、その流れを引き戻すことなく惜敗しました。