面接指導(2月5日)

 「高校に入ったら、何をしたいですか。」
 「はい。私の母国語はスペイン語ですが、もっと日本語を勉強して、授業に参加したいです。」

 こんなやりとりが、図書室で行われています。外国籍の生徒の隣にはもう一人先生がいます。
 今日は、スペイン語の語学相談員さんが、本校の外国籍の生徒の面接指導の支援に来てくださいました。優しい眼差しで、生徒を包み込みながら、時折流ちょうなスペイン語でやりとりをし、適切なアドバイスをしてくださっています。
 どの子も弥富中学校の大事な生徒です。どの子も自分の希望する進路にしっかりと前を向いて進んで欲しいと願っています。そのために必要な支援は何かを考え、きちんと行っていけたらと考えてます。
語学指導員

春の気配(2月4日)

 「節分」が明けた今日は、二十四節気でいう「立春」です。春という言葉が入っていますが、今日はとても寒い1日になりました。「立春」は寒さの底打ちを表し、寒さが一番厳しい時期が終わるという意味だそうです。
 弥富中学校の来賓玄関にも、春を感じさせる風景がありました。寄せ植えのチューリップがぐんぐんと伸び(副え木が必要なくらい!)、つぼみが大きくなってきています。
 寒さは厳しいようでも、確実に春が近づいています。

 今日は私立高校の一般入試2日目。3年生の子どもたちにも、笑顔の春が訪れることを願っています。
春の気配

私立高校一般入試(2月3日)

今日から私立高校の一般入試が始まりました。愛知県は3日間の日程で行われ、複数の学校を受験できる仕組みになっています。
3年生の職員は、子どもたち家を出る時間にはすでに学校にスタンバイをし、不測の事態に備えていました。電話の音が鳴るたびにドキッとします。幸い、体調が悪い、電車に乗り遅れた、受験票を忘れた、などのトラブルの連絡もなく試験開始時刻となり、胸をなでおろした一日目でした。
 
昼ごろから、
「○○高校を受験した△△ですが、今、終わりました」
という電話が入り始めました。みんな電話の声に耳をそばたて、その声の元気具合を気にしています。
「担任の先生に代わろうか」
「どうだった?」
「明日もあるよね。今日は早く休むんだよ」
明日は立春。子どもたちに春が訪れることを願わずにはいられません。   
 
 
本年度の志願状況はこちらから(愛知県私学協会HPから) 

夕日を背に(2月2日)

「いち、にぃ、さん、しー」
「ファイトー!」
時計の針は4時を回っています。昨日までなら、正門のところで、
「さようなら」
という声が行きかっていた時間帯です。

冬至が過ぎ、少しずつ日が長くなってきました。予定通り、1月末で「冬時刻」を終え、今日が3か月半ぶりの午後部活の再開です。やや風が出てきて寒さを感じたものの、子どもたちは思いっきり体を動かしました。
(動かさないと寒いですし…(笑))
 
そんな下級生を横目に、3年生はいつものように下校していきます。しかし、明日からは私立高校等の一般入試が3日間の日程で始まります。複数日受験する子も多くいます。
「さようなら。風邪ひくなよ」
「明日、がんばれよ!」

鬼は外!福は内!(2月2日)

2月4日は立春。季節が「春」に変わります。ですから、その前日が季節の節目ということで「節分」です。その節分に、
「鬼は~外!」「福は~内!」
と豆まきをして鬼を払い福を呼ぶという風習があり、それはこの地方でもよく行われていました。
最近では、「恵方巻き」がスーパーのチラシなどに多く登場するようになりました。東日本で行われていた「土用の丑」に対抗するためという説もありますが、発祥はともかく、子どもたちにとっては楽しい風習かもしれません。
明日が私立高校の一般入試初日ということで3年生の給食がありませんので、一日早めて、今日、その恵方巻きをいただきました。
「先生、どっち向いて食べるの?」
「南南西だぞ」
「しゃべっちゃいかんのだよ!」
「え。………」
がぶり!沈黙は一瞬で、すぐに楽しい給食の時間に。

子どもたちに福が訪れますように。
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